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最近、紙芝居を見る機会が多く であったのがこれ。 くもの糸自体は小学生のころに 文庫で読んで知っていました。 絵はなかったけれど、ラストは印象的で そらおそろしく感じました。 でも、この紙芝居には絵がある!(あたりまえですが) これが、結構こわい!!! でも、芥川の伝えたかったメッセージが しっかり描かれていると思います。 芥川龍之介の名作を紙芝居で読むというのに ちょっとぴんとこないかもしれませんが、 これは一見の価値があると思います。 芥川龍之介くらいは知っていて欲しいと思って 読まない子に無理に読ませるよりも、 紙芝居で見せるという手もあると思います!
投稿日:2009/03/27
芥川龍之介の名作です。 文章だけで読んでいたとき以上に、凄みのある紙芝居です。 内容は解っているのに、声を出すことがとても息のつまるような作品で、まず軽い気持ちでは読めません。 悪人の持っていたわずかな善意は、誰もが持っているものでしょう。 主人公がごく普通の人間に思えてきたら、もう紙芝居の世界に入り込んでいます。
投稿日:2019/08/08
原作の原文のままではありません。 紙芝居として読みやすくしてあるのだと思います。 一語一語確認しないと、違いがわからない程度です。 声に出して読むと、芥川龍之介の名文を流暢に読んでいる心地よさを感じます。 久しぶりの紙芝居で、何人かの男子が紙芝居の木枠を触りにきたりしていましたが、読み始めるとすぐ、クラス全員がお話に聞き入っていました。 校庭で子どもたちが株分けなどの世話をし、蓮を育て、夏には沢山の花が咲く小学校です。 身近に蓮の花があります。 文豪の名著も、身近に感じてもらいたいなと思いました。
投稿日:2018/02/17
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