スースーとネルネル」 みんなの声

スースーとネルネル 作・絵:荒井 良二
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1996年05月
ISBN:9784032276305
評価スコア 4.28
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みんなの声 総数 31
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31件見つかりました

  • ひとり寝にチャレンジのお子さんへ

    スースーはちょっとこわがりの男の子。
    ネルネルは怖いものしらずの勇敢な女の子。
    そんな二人はなかなか寝ない子供たちなんです。
    二人はベッドにつくとお話を作って楽しみます。
    一見すると漠然とした展開なんだけども
    始めにスースーとネルネルの「くるかなあ」「くるわよ」
    「ほんとにくるかな」「ほんとにくるわよ」というひっぱり(?)に
    子どもは(一体何がくるのだろう??)と興味津々。
    まんま作者の思うツボですね( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
    二人はそれから奇妙な世界を旅してゆくのだけども
    「ちょっとコワイね」「たのしいわよ」と会話を繰り返しながら進んで行きます。
    娘のお気に入りのページは二人の身体の何倍もあろうかという
    巨大なビスケットやチョコレートを食べているところ。
    「チョコレート!おーおきい〜〜」まさにヨダレを垂らさんばかりです(笑)
    マンホールに入ったり一輪車に乗って橋を渡ったり
    トロッコに乗ったり二人の空想の世界は続きます。
    最初は怖いと言っていたスースーも「こわいけどたのしいよね」といって
    静かな眠りにつきます。
    暗がりを怖がる子ども達も穏やかな眠りにつけそうな夢のある展開。

    この絵本は眠りにつこうとする子どもたちしか登場してきません。
    親は?親は寝かしつけしなくていいの?羨ましいわァ〜〜
    今ちょうど娘の寝かしつけに四苦八苦している私はまず思いました。
    そうか
    親の添い寝を卒業しようとする子どもたちに
    “自分ひとりで眠りにつく”ことは全然怖いことじゃないんだよっていうメッセージが込められているのかな〜と思いました。
    何回かの読み聞かせの後 娘は一人で読んでいたんですが
    しきりに「きたよ」「ほらやっぱりね」とか「こわいよね」「たのしいわよ」ばかり繰り返していて笑えました。

    投稿日:2006/09/18

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  • ストーリーも絵も良質

    まず「いつまでも寝ず、お話をつくりながら遊ぶ二人」という設定がとてもいいです。子供のころを思い出します。子供のころってすごいイマジネーションに富んでいて、こんなふうだったんですね、みんな。いくらでも掛け合いながら話が膨らんでいって・・・ステキです。この二人も、一人は臆病、一人は大胆という組み合わせて、会話が面白い。ストーリーや絵では、夢の中に入っていく数枚のページが特にいいです。窓がだんだん大きくなって星でいっぱいになって、時計の中からスーーッと夢の中に入っていく。すごいファンタジーですね。うちの子には、そこの部分に特に力を入れて、期待をあおるように読んであげています。この絵本の表紙を見せただけでとびついてくるほど好きみたいです。

    投稿日:2006/08/12

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  • イラストも色使いも巧みな作品。

    • 梨華さん
    • 30代
    • その他の方
    • 北海道

    これまでに拝見させて頂いた荒井さんの作品とは、ちょっと違った感覚の作品でしたが、イラストも色使いも巧みで、ドキドキワクワクするような、ストーリー展開!優れたファンタジーだと思います(o^_^o)
    スースとネルネルは、毎晩、こんな冒険をしているのかしら?ね♪
    小さなお子様にはちょっと早いかも知れませんが、一人で眠れるようになった頃に読んであげると、眠れない夜に、自分で夢の世界へのお話を想像しながら眠りにつくようになれるかも知れませんね(o^_^o)ただ、背景が暗いページがございますので、怖がりなお子様だと、逆に、夜、眠れなくなってしまうかも知れません(..;)
    面白い作品でした♪

    投稿日:2006/06/20

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  • 空想話でも楽しんでいました

    • とっちゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、女の子2歳

    評判が良いので読んでみました。
    スースーとネルネルというなかなか寝ない子が空想話をしながらおやすみするお話です。
    絵は見やすいとは言い難いけれど、空想の世界だということであればピッタリかなと思います。
    お話は子どもの空想話なので、前後の脈絡がありませんから、
    最初は読んでいて大人は?と思うかもしれません。
    子どもは脈絡のない空想話でも、絵をみながら楽しんでいるようでした。
    私個人的には、題名がおもしろそうで子どもを寝かせるときにいいかも!と思い、興味をもったのですが
    寝かせたい時にピッタリ!という本ではなかったので、評価はふつうとさせてもらいました。

    投稿日:2006/05/13

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  • けっこうこわいかも。

     怖くない?と聞いたら、息子は、本を読んでいる私の背中に隠れて、首だけ出して「怖くないよ!」と言いました。
     大人は自分の理解を超える不条理なものは怖いですよね。子供はそのあたりは割と柔軟に反応できるはずだとおもっていましたが、この本は絵がちょっと怖かったかな。
     しかし、その後一人でもう一度読み返していました。おもしろかったんだろうな。

    投稿日:2005/10/01

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  • スースーとネルネルごっこ、してます

    作者の荒井良二さんが
    ”児童文学のノーベル賞”と言われている
    スウェーデンの「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を
    受賞された(日本人初)と聞いて、借りてみました。

    すぐに親子で、大好きに。
    息子(3才)がスースー、私がネルネルで
    「ちょっとこわいねー」「たのしいわよ」ごっこをしてます。
    夜、なかなか電気を消してくれない時にも
    「スースーとネルネルごっこ、しよ」というと
    電気を消してくれたり。

    とっても可愛いので、従兄弟の双子の子供達にも
    プレゼントしました♪

    投稿日:2005/07/17

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  • NHK教育「テレビ絵本」で読み聞かせ!

     朝、寝ぼけ眼で、テレビの読み聞かせを見ていた息子が、
    「これ、面白い、絶対図書館で借りて来る」と言い出したのです。先日、同じ番組で、同じ作者の「チキチキチキチキ いそいで いそいで」を見て、大爆笑したばっかりだったんです。
     おやすみ前の、絵本だったんですね。
    「なかなか、いいよ」なんて、すっかり、お気に入りになってしまったようです。

    投稿日:2004/02/19

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  • 二人の楽しいお話し

    • たまっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、女の子4歳

    こども達の作る夢の世界!!スースーとネルネルの楽しいお話し。スースーはちょっと恐がりで、ネルネルは興味津々・・そんな正反対の性格の二人だから楽しいお話しができあがったのだと思います。寝る前にこども達とお話し作りをするとおもしろいかもしれませんね。

    投稿日:2003/12/01

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  • こどもの感覚で楽しみたい!

    • ぼのさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子9歳、女の子7歳、女の子2歳

    スースーとネルネルというなかなかねないこどもたちが、おはなしを作って遊びます。
    こどもの作るお話だから、あっちとびこっちとび、いきあたりばったりの、想像の世界!
    それがいいんです。こどもといっしょに飛んでみてください。楽しいですよ!

    うちにも、なかなかねないこどもがひとりいます。(そう、末っ子のチビです!)彼女の場合は、(お話の世界だけでなく)いつでも、どこでも、あっちとびこっちとび・・・うらやましいです(笑)。

    この作者は、「てれび絵本」でやっていた「さるのせんせいとへびのかんごふさん」(絵だけ)で知りましたが、なかなかおもしろそうな方ですね〜?(長新太さん的?!)今後、注目したいひとりです。

    投稿日:2003/04/28

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  • こどもが作り出すお話はこんな感じかな

    スースーとネルネルはなかなか寝ない子供たち。お布団に入ってから、二人はお話をつくりはじめます。子供の想像、空想の世界ってこんな風に広がっていくんだろうなぁ。今日のおはなしは時計の中に入って冒険がはじまります。あたかも子供が空想を展開するそのままのように子供たちのお話が描かれているので、そのお話には脈絡というものがありませんが、ついつい、明日はどんな話?と思ってしまいます。読み終えて、早速、お布団の中で娘とお話作りしたくなります。

    投稿日:2002/12/13

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