読む前は、なんで「しりとりあそび」ってついてるんだろう。
星川夫妻のお得意の写真絵本で、「いろんな色」を見せてくれるんじゃないのかな?
と思っていたら、しりとりをしながら「赤と緑と黄色」があるものを紹介してくれている絵本でした。
葉っぱのところは青々した緑の葉っぱ、黄色はイチョウなどの黄色い葉っぱ、そして赤もみじははじめとする赤い葉っぱが、
パプリカやトウガラシに至っては、まさに「赤・緑(青)・黄色」の世界で面白かったです。
最後のほうは少々こじつけのような気もしますが、目の付け所が面白い作品でした。
ところでこの感想を書いていて、ふと思ったのですが、日本人って、身泥色のものを(青い)と表現しますが、この絵本はすべて「緑」に統一してありました。
わざと徹底したように感じるのですが、何か理由があるのでしょうか?聞けるものなら、聞いてみたいです。