1年生のたつ君と6年生のお姉さんがブルートレイン「はやぶさ」
で熊本のおばさんのところへ行くまでのストーリー。
一人でお弁当を買っていたお姉さんが、電車に乗り損ねてしまい、
本のタイトル通り、「新幹線で(ブルートレインを)おいかけろ!」
という事態に陥ってしまいます。
これが、読んでいて結構ハラハラさせられるんですよね。
追いつきそうでなかなか追いつけないお姉さんの焦る気持ち、
事情を把握した駅員さんたちの助けもあったりして、
「早く、早く!」と応援したくなります。
追いかけているお姉ちゃんの乗る「こだま」が、たつ君の
乗っている「はやぶさ」を追い抜くシーンがあるのですが、
息子はやっとこのページで事態が飲み込めたようです。
まだ新幹線に乗ったことがない息子は、新幹線が時間を決めて
走行しているということがわかっていなかったようで、
この絵本でそういうことを教える、良い機会となりました。