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木村祐一さん&田島征三さんの「オオカミの」シリーズ第1作目です。 オオカミが、取り逃がしてしまったブタを すごい執念で追いかけるお話です。 逃がした魚は大きかった・・と言いますが、まさにそのまんまのお話です。逃がした豚は大きかった。。 1匹の豚を取り逃がしたことが、とっても悔しくて、そのブタを食べるぞ、と追い続けます。そして、膨らみ続けるイメージ(笑) うちの子は、イメージしている豚がだんだん大きくなっていく場面で、「あれ?」「ん?」と不思議そうにしてましたが、途中でオオカミの妄想と気付き、にやにやしてました。 田島さんらしくない?色使いにちょっと興味をひかれました。原色が多くカラフルな絵がポップな感じで、楽しさを増してました。 読み時間7〜8分。
投稿日:2011/06/22
おはなしかいで読みました。見開きいっぱいに描かれた絵が迫力があって、こどもだけでなくママたちもくぎづけでした。年齢が低い子供たちはブタが食べられないかとハラハラ、少し大きい子は妄想のふきだしの中のコブタが変化していくことに気づいて面白がってくれました。 山を登るごとに妄想が膨らみ、いつしか下っていることにも気付かない。大人にもいろいろ面白い本です。こどもたちも、もっと大きくなった時にまた読み返して新たな発見があるんじゃないかな。
投稿日:2015/05/09
このお話は、自分が最初に取り逃がした子豚をすごくふとていたと自分の頭の中で大きくしてしまい、実際にそのぶたを捕まえても違う豚だと思って食べなかったちょっと間抜けなオオカミのお話でした。うちの子も、「このぶただよね!?」って笑いながら言っていました。
投稿日:2014/12/29
6歳4歳の娘たちに読みました。オオカミがブタを食べようと探すお話です。でも、オオカミの中でどんどんブタの大きさが変わっていくんです。そこがとっても笑えます。オオカミの思い込みのおかげで食べられずに助かる動物たちがいっぱい。とっても楽しいお話です。
投稿日:2014/04/10
2歳半の娘に読みました。 おおかみさんや、出てくるぶたさんなど絵は可愛くて、カラフルで良かったです。 しかし、2歳の娘には、まだおおかみがぶたを食べてしまうことや、おおかみの欲を理解することができませんでした。笑 読みながら『なんで?』『なんで?』の嵐で、説明するのにも一苦労。。 私自身は読んだ後に内容も納得もできたし、楽しめたのですが。 もう少し、大人の事情も理解できる頃に読んであげたいと思いました。 絵本自体は、とても素敵な内容だったと思います。
投稿日:2014/01/07
初めて読んだ時は、息子はオオカミに食べられそうになる動物達にドキドキ。ストーリーがわかってから読んだ2回目は誰も食べられないという安堵感を持ちながら。もう1回読んで!とお願いされた3回目はオオカミの頭の中でだんだん太っていく子豚の大きさを楽しみながら。 読む度に様々な感情と発見を楽しめる本でした。 私は太っていく子豚に対して痩せ細っていくオオカミがシュールで好きだなぁ・・・
投稿日:2012/11/23
とにかくカラフルでかわいくて楽しい絵本です 田島征三さんが大好きでよく読んでいるのですが 今回のが一番好きな感じの絵です おおかみの荒々しさやおっちょこちょいさが 何ともいえずに伝わってきます おおかみはあまりにもコブタを食べたくて 空想のなかでどんどんコブタが美味しそうな存在になっていきます 実際コブタを見つけるとこんな小さくなかったと 食べるのをやめます 空想の中では風船のようにパンパンにふくれたコブタになっているのです こういうことってあるなぁと共感しました あまりにも楽しみで 「あのレストランこんな味かな?こんなだろう」と想像しすぎて 実際食べるとがっかりしたり・・・ こんなこととコブタちゃん一緒かしら?
投稿日:2010/12/27
コブタを見つけ、食べようとしましたが、いいところで躓いてしまい取り逃がしてしまったオオカミ。 逃がしたコブタをどうしても食べたくて、コブタが逃げていった山まで追いかけます。 オオカミの頭の中でコブタはどんどん美味しそうに膨らんでいき、道中でウサギやシカ、オンドリにも出会ったのに、コブタを腹一杯食べるためにスルーしてしまうのです。 最後は、なんとも・・・可哀相なオオカミさん(^^;欲を出しすぎるとこうなるんですね。胸にしみました(苦笑)コブタちゃんは命拾いしましたね。
投稿日:2010/12/06
オオカミが見つけたブタ。 オオカミは子ブタを食べようと追いかけます。 ブタはなんとかオオカミから逃れることができます。 でも、オオカミはどうしてもブタが食べたい!あきらめず追跡します。 息子がパパに読んであげていました。 オオカミが子ブタを探していると、 途中でニワトリやシカなどに出合いますが浮気はしないオオカミ。 オオカミのであった子ブタが オオカミの中では、ものすごいごちそうになっていきます。 絵本を読みながら途中で 「ね、ブタ見て!」と、説明しながら、 オチをパパに話したくてしかたがない息子がおかしかったです。 期待はどんどん膨らんで、 実態とはかけ離れたものになってしまいます。 思い出が美化されたり、 前評判が良いと期待しすぎたり、 そんなことあるなぁ〜って思いました。 想像力たくましく、一途なオオカミが気の毒なお話でした。
投稿日:2010/09/08
「やっぱりオオカミは、ごちそうにありつけな〜い!」 と、読後親子で笑った作品です。 一匹のコブタに執着するあまり、次々と現れるほかの獲物に目もくれないオオカミのコブタ一筋の想いが愉快です。 それにしても、痩せたオオカミですね〜。 こんな調子じゃいつまでたっても太れそうにありませんね。 オオカミの現実からかけ離れ、膨らんでいく取り逃がしたコブタへの夢想が、絵の中でページをめくるたび大きくなって行くのに気づいた息子に何度もリクエストされた作品です。
投稿日:2010/08/27
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