いつもまわりの目を気にして失敗しないように格好つけてるおおかみ。
発言したことが反対にとられて空回りしているおおかみ。
人の上に立ってみんなに囲まれたり、構われたり、命令することが苦痛なおおかみ。
大人の私には、なんだかこれまで自分が生きてきた生活のなかで、少なからず感じてきたこと体験してきたことと少し重なるような気がしました。
そして最後に、慣れない集団生活とおうさまという重圧からやっと解放されて、へろへろになってるおおかみの姿に人間味を感じて笑えました。
一方、娘は全部でいったい何匹おおかみが描いてあるんだろうというのに驚いてましたが、娘のなかのおもしろさでは「おおかみのひみつ」のほうが上のようです。