温かみのあるイラストがこの絵本のストーリーをより引き立たせてくれていると思います。
まん丸顔の男の子の顔もどことなく見たことのあるような親近感がわきます。のぞいてみると、そこには草むら、土の中、池の中と、楽しい生き物が登場します。ページをめくるたびにいろんな動物や生き物に出会えるのでめくる楽しさが溢れています。
身近な場所から、今度は段々スケールが大きくなります。
海になり、空になり、宇宙になり・・・
みんな生きてるちからいっぱい という言葉がとても重みがある言葉に思えます。
海、池、空・・と住んでいるところはみんな違うけれど宇宙の中ではみんな同じ仲間。
人間も含めてみんなが仲良しだなと感じさせてくれる素敵な絵本です。