「ねずみくん ねずみくん」 みんなの声

体重を競うお話ですが、最後は、ねずみくんの勝利。
このねずみくんの絵本の「あ！」という最後の落ちがたまらなく好きです。

ねずみくんをバカにしようと体重計に乗せてからかう仲間達。なにもそんなに得意げな顔をしなくても！！と思うほどおもしろい。
負けた顔はもっとおもしろい！！！

でも、なぜかねずみくんが一番重い？！
なぜかな？！
くやしがる仲間の顔がまたおもしろい（＊≧ｍ≦＊）ｙ

　色々な動物が体重計に乗っかっての重さ比べ。重い動物が自慢気にしています。
　一番軽いはずのねずみくんなのですが､ねずみくんマジック！
　読み終わって、私「おおーっ」長男「なあるほど」次男「あ、そっかー」
　さてどんなマジックだったのでしょうか。読んでみて下さいね。
　なかえよしをさんの発想に脱帽です。

今度はねずみくんたちの重さ比べのお話。「ねずみくんねずみくん」とさるくんに呼ばれ、はかりにのってごらんと言われ、のってみると軽すぎて目盛りが全然動かない。「ぼくのほうがこんなにあるぞ」と次々に動物たちが重さ自慢をして、最後にのったのはぞうさん。でも、その後にねずみくんがもう１回のると・・・。
このシリ−ズらしいオチが笑えます。でも、重さの概念がない小さな子には、ちょっと難しいかな？文は短いけれど、かえって小学生くらいの方が楽しめるかも？
ちなみに、人間界の女性の場合、軽い方がうれしいんだけど・・・（笑）。

ねずみくんは、とっても軽い。「はかり」はちょっとしか動かない。さるくんはバカにするけど、さるくんよりブタくん、ブタくんよりライオンさんの方が大きくて、重いの。
そんなこんなで、どんどん大きな動物がはかり自慢して、最後にゾウさんが「ねずみくん　ねずみくん　ちょっと　ここに　のって　ごらん」と、言います。
「ぷわぁー　ぼっ　ぼ　ぼくより　はりが　うえだぞうー」
会ったり前のことだけど、よく考えないと、「うわぁっ、すごいっ！」って、読んでるこちらも思ってしまいますよね。　
ねずみくんマジック。
しかも、このゾウさんの最後のセリフ。おやじギャグですよね。こういうくさ〜いギャグが大好きなうちの上の子は、大受けしてました。

ねずみくんシリーズにはよく笑わせてもらっています。このお話しは、体の重さをみんなが自慢するお話し・・・。ねずみくんは軽いので体重計の針が全く動きません。そこでサルが自分の方が重いと自慢する。次にぶた、ライオン、馬などが自慢していく。最後はぞうでした。針はひとまわり近く動きました。そこでぞうが近くにいたねずみくんに体重計にのってもらうと針は０のところ。ぞうは針がひとまわりしたと思い、ねずみくんをすごいと思うのでした。２歳の娘は体重計のことを知らないので（針ではかる物）最後のおちはちょっと？見たいですが私は大笑いしてしまいました。

シリーズ化しているので、ほとんどのかたがご存知かと思います。小さいねずみくんが大きなライオンやぞうさんと共に遊んだり、笑ったり・・・。この「ねずみくんねずみくん」は、動物達が次々に体重計にのっていって「ぼくの方が重いぞ〜」っと自慢していきます。そして最後にのったねずみくんに、他の動物達はびっくり！親から見ても「あぁ、こういう結末なのか〜！」と驚かされた1冊です。