「あきいろおさんぽ」 みんなの声

保育園の２歳児クラスで読んでいます。

なかでも、るるちゃんと一文字違いの名前の女の子が大のお気に入りで、「くまさんのよみたーい」とリクエストしてきます。

くまさんのアップのページでびっくりして顔を見合わせて、１回目は読み終えたのですが、その後はくまさんのアップのページが特に気に入った様子で、何度も戻り、本を持ってお友達にも近づけて見せたり、「あーっ！！」と声を出さずに口を大きく開けて顔を見合わせるのが楽しく、そのページだけで５分…いや１０分は楽しんでいます。
もうすぐ園庭でもどんぐりを見つけられるようになるので、これからの時期にぴったりだなぁと思います。

実はお散歩の本が大好きです。「あかちゃんのおさんぽ」「ぞうくんのさんぽ」「ゆかいなさんぽ」など、散歩の絵本って楽しいですよね。どんぐりでほっぺをふくらませているりすがかわいかったです。

村上康成のほんわかとした絵で心が和みます。出会う動物がだんだん大きくなるのも見所ですよ。「知らぬが仏」のエピソードも加わって楽しい絵本に仕上がっていると思いました。

秋に読んで、お散歩が楽しくなる絵本の1つだと思います。

るるちゃんのおさんぽ姿は子供の姿そのもの。
色々なことに興味を惹かれながら、おさんぽ、おさんぽ。
こんなふうにおさんぽできたら、楽しいだろうなあ〜と読んでいて感じちゃいます。

どんぐりを口いっぱいほおばっているリスさんの姿についつい笑ってしまった私たち親子。
るるちゃんの食べた山ぶどうのすっぱさは、読んでいるこっちまで伝わってきて、何か口の中がすっぱい！（のは気のせい？！）
など、絵本からいっぱい秋が伝わってきます♪

極めつけは、るるちゃんがお昼寝しているときに登場したクマさん！
息子と2人で、めちゃめちゃ心配し、でも大丈夫だったのにほっとしちゃいました。
息子は、ページいっぱいのクマさんが登場したときは本当ドキドキだったようです♪

10月末の授業に好きな絵本を１冊持参するように、と伝えたら、数人の学生がこの絵本を持ってきました。そのうちの一人の男子学生は絵本サークルの秋の合宿でも読み聞かせをして、大好きな絵本になったそうです。
るるちゃんがやまぶどうを食べた時の顔はその酸っぱさがこちらにも伝わります。こんなすてきなお散歩ができたらいいですね。夢の中でくまさんにおこされたるるちゃんはあきいろになってお家に帰りました。のんびりして、ほんわかして、秋を体全体で体感出来る絵本だと感じました。私も好きな絵本です。

この絵本、是非、秋に読んであげたい！！
そんな、季節感いっぱいの絵本です。

そして、なかなか自然にふれることのできにくい
方にも・・・

絵本を開くと、秋の山の自然があふれています。

リスが、口の中いっぱいに
どんぐりをほおばっていたり、

るるちゃんという女の子が
ぶどうを食べて、すっぱ〜い顔をしていたり・・・

絵を見ているだけで、
秋の山のなかへ
散歩した気分になれますよ〜。

そして、この絵本の中には、ビックリすることが・・・
とっても大きなクマさんの登場！！
るるちゃんは、大丈夫かな〜？

都会に住んでいると、なかなか季節を感じることができなくなりつつある今、せめて絵本の中ででも、子どもに季節を感じさせてあげたいですよね。
これは秋におすすめです。

ただ、秋のものをダラダラと並べているだけではなく、ちゃんとストーリー性もあり、驚きのアクセントもあります。
主人公が女の子なので、女の子向けかもしれませんが、クマさんのアップは男の子にもウケるかもしれません。
大人の私でも、ちょっとゾクっとしましたから。

絵本全部があきいろでとってもやわらかくあたたかく感じる絵本です。
かわいい動物たちの登場もさまざまで、くまさんのアップには驚きますが、子どもも楽しんでいます。
秋の絵本はいろいろありますが、この絵本は小さい子でも秋を感じられる、楽しめる絵本の一冊だと思います！

　きいろやあかやオレンジ色。秋の色は華やかだ。るるちゃんは秋を満喫しているね。
　自分も紅葉狩りが好きです。いまシーズン真っ最中。だけど、どこも道が込んでいて。ここ何年も気持ちよく楽しんだことがありません。
　で思い出すのは、独身の頃、蓼科方面にドライブしたときのこと。ビーナスラインというのがいくつも枝分かれしていて、当時カーナビも無かったし、枝道に迷い込んでしまった。しかし、その道が素晴らしい紅葉の連続。もう、空から落ち葉がふってきて、下はふかふかのじゅうたんがしかれているような感じだった。車からおりて、思いがけず、きれいな紅葉を楽しんだ。
　秋の楽しみを子供にあじあわせてやりたいけれども、なかなか機会がないですね。絵本の中だけでなく、本物を見せてやりたいです。

るるちゃんが　たくさんの秋を見つけるお話です。
文章も絵もシンプルで可愛らしくほのぼのします。
途中くまさんの顔のアップの見開きのページがあり、とってもいいアクセントになっています。
（びっくりしましたけどね・・・笑・・・）

５才の息子に秋を満喫させたくて、表紙を見た瞬間手に取りました。でも、ちょっと簡単だったかな？　あと、１年か２年早く読んでいたら、絵のタッチと言い、言い回しと言い、気に入ってもらえたかな？　それから、女の子向けかな？と思いました。残念でした。