小さなくまの「ちいくまくん」が、ある夜寝ようとしましたが暗いのが怖くて眠れなくて、おおくまさんがいろいろと面倒見てくれるお話です。この「ちいくまくん」という名前が息子の愛称に似ているので、息子のお気に入りの一冊となったようです。眠れなくて布団でバッタンバッタンもだえているちいくまくんの姿は、息子によく似ています。
最後は、おおくまさんがちいくまくんを抱っこして月を眺めるんですけど、その月の大きくてきれいなこと!抱っこされて眠ってしまうちいくまくんは、とても可愛い…。思わず、1,2歳くらいの頃の息子を思い出しながら読みました。柔らかい色合いの優しい絵柄は、読む人の気持ちも優しくしてくれるようです。