宇宙が大好きな6歳の息子に購入しました。
「仕掛け絵本で、宇宙旅行気分」なんて素敵だと思ったからです。
しかし。目論見は外れました。
仕掛け自体は、3〜4歳の幼児でも楽しめる楽しいものです。
でも、文章が、難しい。
宇宙が大好きならば、小学校高学年、
そうでなければ、中学生以上、
自分の頭は文系ですという人ならば、大人でも難解です。
仕掛け絵本という形態をとっている以上、
文章は子どもにもわかりやすいことを望みます。
6歳の息子は、かなり宇宙には詳しいです。
でも、
「恒星は、大きく燃えるガスの塊です。主に水素でできています。その中心では、水素がぶつかり合い、核融合反応が起きてヘリウムガスができます。この核融合こそ、恒星の光と熱を生み出す反応です」
などといった文章です。
これを理解できるのはいつでしょう。
全体的に、訳が大人向け。というか直訳しすぎではないでしょうか。
もう少し子ども向けに訳すことも可能だったと思います。
購入してしまったので、
もう少し子どもの様子を見ます。
中学生くらいになって、「この本、おもしろいよ!」などと言ってきたら、
もう一度レビューを書こうと思います。