岩波少年文庫 559 見習い物語 上」 みんなの声

岩波少年文庫 559 見習い物語 上 作:レオン・ガーフィールド
訳:斉藤 健一
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\792
発行日:2002年11月19日
ISBN:9784001145595
評価スコア 4
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  • 18世紀のロンドンの裏通り。

    18世紀のロンドンの裏通りの、さまざまな職業の見習いをする若者たちのお話です。
    12人の主人公で12話の短編集になっています。
    そして1話のお話が9月からの1か月単位ではじまるカタチになっています。
    現代の日本とはまた違った時代と環境。
    自分とはまた違った境遇を読むことも、読書の醍醐味の1つに思います。

    投稿日:2021/02/22

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  • 心憎い構成

     18世紀のロンドン下町。点灯夫、産婆、葬儀屋、靴屋、質屋、本屋・・・と様々な職業の見習いたちの暮らしを描いた短編集。

     12の短編に、12人の主人公と12の職業、1月から12月までの12の月が当てはめられています。9月から始まった短編は、クリスマス、新年、バレンタインデー、エイプリルフールなど季節を追いつつ、次の短編へと続きます。そして、ある主人公がそっと別の話に顔をだしていたりして、話が微妙に繋がり絡まっています。これらの構成がなんとも心憎いばかりです。

     貧しい暮らしの中、小さな幸せを糧にして、したたかに、たくましく、懸命に生きている見習いたち。朝早くから夜遅くまできつい仕事に追われる彼らですが、異性に関心を向け恋する場面もありました。それぞれの時代に、与えられた境遇を懸命に生きた人がいて、命も仕事も脈々と、引き継がれていくのだと思いました。

    投稿日:2015/04/03

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