NHKテレビ「いないいないばあ」で、いもとようこさんの絵の馴染みになっていたせいか、二歳の子どもが初めて「もう一回!」を繰り返した本です。
親として、まだ「ごめんなさい」が言えない子に、いえるようにという教訓めいたものは期待していなかったので、この絵本の主旨からははずれてるようですが、にゃんたと自分を等身大に重ね合わせているようです。
転んでお花を折ってしまった、鉢をこわしてしまったということより、転んだ「にゃんた、いたい!」ということに注目してしまってるのです。まだ上手に「ごめんなさい」が言えないけれど、にゃんたの痛さを気遣うところの優しさは芽生えているのかなぁと別の見方を発見させてくれました。