「おばけのてんぷら」 みんなの声

そうです、この本を読むまでは、４歳の娘はてんぷらが食べられなかったのです。なぜかはわかりませんが・・・。
でも、この本に出会い、大変気に入ったらしく、その日の夜、
「お母さん、てんぷら作って！」と信じられない言葉が。
そうは言っても食べないだろうと思いながらも、おいものてんぷらを作ってみたら、いやあ食べるの何の。夜は結局そのほかのおかず、ご飯はまったく食べず、おいものてんぷらをたくさん食べてくれました。
確かに、大人だって食べたくなりますよね！それにおばけやめがねまでてんぷらになるなんて、楽しすぎます。
今では、たらの芽のてんぷらまで食べられるようになってしまった娘です。せなけいこさん、ありがとう！

まず、題からして、おもしろいですよね。おばけの天ぷらって、どんな味かなって思っちゃいます。せなけいこさんの、「めがねうさぎ」もそうですが、うさぎとおばけがでてきて、笑えるおはなしです。おばけもうさぎもなんか、抜けてる感じで、楽しいんですね。結局、おばけの天ぷらの味はでてこないけど、うさぎさんのめがねの味は……ってかんじの楽しい本です。

実は、せなさんのおばけが怖い母。
（ねないこだれだ・きれいなはこ等）
息子にこれこれーと初めて持ってこられた時、
「え」と躊躇してしまいました。

でも、こちらのおばけは、結構笑顔。
結構うっかりや。けっこう食いしん坊。
ああ、これなら読めます。よかったよかった。

うさこは、お友達のお弁当がうらやましくて、
一生懸命てんぷらを作ります。
ああ美味しい。
そこへやってきた、食いしん坊なおばけ。
こっそり盗み食いをしていたら、
なんと、「いきのいい野菜」に間違えられて、衣をつけられしまいます。
おばけ、危機一髪！でも安心してください、すんでのところで逃げ出しましたよ。

最後に大事なめがねも揚げてしまって、おっかしい！
読むと大笑いしたあと、ほのぼのしてテンプラ食べたくなる絵本です。
ぜひ、野菜と小麦粉とテンプラ油の用意をしてからお読みください。

おばけが恐いはずなのに、この絵本が大好きな娘。
というのも、この絵本のおばけは可愛いおばけ。
てんぷらを揚げる匂いにさそわれて、やってくるのです。
お気に入りは「ちいさくなーれ。べろべろばー。」というところ。
ちいさくなって、鍵穴から家の中へ忍び込んでくるのです。今でも、おばけは小さくなって家の中へ入ってくると信じていそうです。
絵も可愛くて、割と小さいうちから楽しめる本です。

何かでお勧めの絵本で紹介されてたので読んでみると面白い！子供も何度も読んで欲しいとせがまれて何度も読んであげました。下の子がもう少し大きくなったら是非読んであげたい一冊です。

子供が、保育園から持って帰って来た絵本でした。
うさぎさんののんきぶりにも笑わせてもらいましたが、おばけをてんぷらにしちゃうなんて！
揚げ物をするときに、思い出しちゃいそうです。
（予想外のものが揚がってくるかもしれない･･･というのは、ちょっと怖いですが・・・。）

しばらく、子供と一緒に、くすくす笑いながら、読んでいました。

まず、題名にひかれました。インパクトありますよね。
うさこは野菜も小麦粉も油もおこづかいで買って、
てんぷら作りをします。
これが、さつまいも、八百屋で買うんだね、
たまねぎって目にしみるのね、こないだママ泣いてたね、
って言いながら親子で楽しみました。
子供におばけのてんぷらってどんな味？って聞かれました。
うさこの時のようにおばけはするっと逃げちゃうかな。
それとも…？？？
たくさんお話をふくらませられると思います。

おばけのてんぷらなんて、子供にとっては不思議な感じがするのでしょうね。
字を読めるようになった長男は、タイトルを見て一目で欲しくなったようです。
私もどんな絵本なのか読んでみたくなり、購入しました。
そして読んでみると、大人であっても楽しい内容。特にオチがいいです。
息子も私もお気に入りの一冊です。

　親の私から見たら　お化けがかわいくてしょうがない・・・。しかし、子供から見るとそれだけではないようです。素朴な絵本なのですが、子供の代のお気に入り！！！
　子供にとって心惹かれる絵本なのでしょうね。お化けをてんぷらにしてしまいそうになるだけじゃなく、めがねまでてんぷらにしてしまうところが面白いのでしょうか？　周りの子供はみんなこの絵本が大好きなので、おすすめします。

タイトルに惹かれて購入しました。「え？おばけの作ったてんぷら？」、「おばけがてんぷら？？」等と読む前から想像をふくらませるところは、流石せなけいこさんだなぁと思いました。おばけは自分がてんぷらにされて慌てふためいているのにうさこちゃんはのんきにてんぷらを食べていて、ふたり対比がおもしろうですね。