絵は西村敏雄さんだし、インパクトはものすごくありました。
「うんこ」の自分探しの旅って、ふざけてるんだか真面目なんだかって笑っちゃいますが、4,5歳くらいから小学校くらいの子どもたちは「下ネタ」が好きなので、こういう作品には飛びついて喜ぶ子が多いと思います。
たぶん、読み聞かせなどに使いたいと思う方も多いと思いますが、もしこの作品を読み聞かせするときは、あまり大げさに演じたりせず、できるだけ淡々と書いてあることを読んでほしいなぁと、思います。
最終的に「うんこ」は畑の肥料になるところで終わっています。
昔からの農作物の方法として、「うんこ」にとってそれはとても素晴らしい旅路の終着駅だと思います。
が、しかし!最近読んだ本によると、昔ながらのこの方法で農作物を育てた場合、どうも大腸菌などの「お腹に虫」が発生する確率が高くなるようです。
そんな本を読んだばかりだったので、この結末が、個人的にはちょっと「う〜ん」でした。