「きみがいま」 みんなの声

これは自分で読みたくて図書館で借りてきました
はっきり言って「ちいさなあなたへ」より私が感動したのは、男の子の母だから・・・？
ダンボールはそのままでも充分に子供の好奇心をかきたててくれるようで、ぼろぼろになるとまた、別のダンボールって次々と使った記憶があります
写真を見ても、ダンボールの中でお気に入りのぬいぐるみたちとごちゃごちゃになりながら写っていたり・・・
高校生になっても「たくさんのむちゅう、たくさんのいま」のまんまです
手元に置いておきたい1冊になりました

主人公の男の子の描写に息子を重ねました。
似たようなことしているなぁ・・と。
ミニカーを並べたり、ダンボールをいろんなものに見立てたり。
ふふふ・・・似てる。

最後の締めの言葉には「はっ」とさせられました。
そっか・・ナルホド。
その瞬間、瞬間に全力で夢中だから、だからダンボール箱に夢中になれる。
さきの心配もしないし、明日のためにいそぐこともなく・・。

なんだか子どもの凄さってこういうことなんだな・・と気づきます。
そしてオトナの自分はどうだ・・と。

我が子の日々がいとおしく思えてくると同時に、
自らへの反省も促されてしまう一冊です。
余裕をなくした時に時々手に取ったほうがよいかもしれません。

我が子が今、夢中なこと。
それを改めて考えてみると、この絵本の中の男の子と同じ感じでした。

だけど私は･･･？

大きな段ボールだって「邪魔になるからもう捨てるよ！」
次々貼っちゃう絆創膏だって「もったいないからやめなさい！」
ビスケットがソファに散らばっていたら「何やってんの！こぼさないで！」


我が子のことはついつい主観的に見がち。
でも客観的に見てみたら、「どうして叱っちゃうんだろう。この子はこんなにキラキラしてるのに」そう気づくんですね。


何かに夢中になっている子供って本当にキラキラしてるんですよね。
私も我が子の『夢中』、しっかり見つけて、きちんと心に刻もうと思いました。

絵の素晴らしさと、お話の素晴らしさ、詩のように繰り返される坊やの興味の数々と、どれもが大きな段ボール箱に結びつくところ、見ていてほんのりと良い気分になっている自分を感じました。
坊やののびのびとした感受性、興味と冒険、そうだったんだよな〜っと息子を見てしまいました。
どうしていろいろなものに興味を示すのか、たわいもないものにこだわるのか、どうしてすべてを許せてしまうのか、それほどに親を頷かせてしまう絵本です。
子どものこんな姿を、まるごと楽しめるのもＬｉｔｔｌｅ　Ｂｏｙのうちです。
若いお父さんにお薦めします。
子育てに少しストレスを感じたお父さんにもお薦めします。
お母さんにはとっては当たり前のことかもしれませんが、子どものこんな姿ってお父さんには宝物です。

「ちいさなあなたへ」の男の子ver.

前作は女の子ママへの絵本だったけれど
この絵本は男の子ママはもちろん
ママならきっと、感動の１冊だと思います♪

毎日がキラキラして一生懸命な子どもたち。

こちらの想いが届かず、時にはイラっとしてしまう事もあり
自己嫌悪に陥ることもよくある…

でもこんな風に一生懸命な子どもたちの行動を
ひとつひとつ大切に感じていけたら
絶対に幸せだと思います♪

前作に続き、大切なコレクションの1冊になりました。

「そんなことしちゃダメ」
「ほら、けがしたでしょ」
こんなことを言ってしまいますが、本当は、子供が夢中になっている今を大事にしなくてはいけないと思いました。

元気いっぱいの男の子を、おとうさんがおおらかに見守っている様子がいいです。うちは女の子ですがこの男の子のように、かけがえのない時間をじっくり過ごさせてやりたいと思いました。

孫に「今を一生懸命生きて」と願うように、娘たちにも願っています。

そんな親の気持ちを自分にも願ってきてくれた親に感謝したいと想って

おります。今の瞬間を大切に生き、大切に育ててもらったことに感謝し

たいと思いました。無邪気に遊ぶ子供時代を振り返り、大切に育てても

らったことに感謝して恩に報いられるように、自分の人生を一日一日を

大切に行きたいと思いました。とても可愛い絵にも癒されました。

リクエストして、図書館から借りましたが、ほしい！！です〜

訳し方がいいのでしょうか？
原文と比較したいような気もします

男の子ならではの、この想像力遊び！！
日本だけではないんですね？

うちの息子もダンボールさえ与えていれば、何かしら見立てて、遊びに夢中でした。0歳の頃から（＾＾ゞ

そうです、何か成長の節目といいますか、変わり目にも、やはりダンボール・・・

そんなうちの息子はこの春大学生になり、またプラスの成長も、マイナスの成長をも魅せつけてくれています。
もう少し大人になったら・・・う〜ん、もっと先かな・・・読んでもらおうかな、と思っています
今見せても、「また〜！？何？」的な感覚だと思われますので

かわいらしい絵と、短い的確の文章
子どもより、少々育児に疲れているパパママ達や、育児卒業の母達に読んでいただきたい気もします

たくさんのむちゅう。たくさんのいま。
おおきなダンボールばこにむちゅうになれること。
うらやましいです。
私だってたくさんむちゅうになれることあるもん。
そう思うけれど、でも、さきのことをしんぱいし
あしたのためにいそぐこともしてしまう（もしくは
いそがなければ、と気持ちがざわざわしてしまう）から。

娘もかなり男の子っぽくあり、いろいろむちゅうだから
わかるけれど、自分に息子がいたならば、もっとぐっと
きちゃうのだろうなあ。

無邪気な子供時代を、疲れた大人が振り返るのにふさわしいような絵本です。
今は、人生に擦れてしまって、時間の使い方にしても計算もしてしまう・・。
でも、無邪気な時期は、常に「今」が大事だった。
今だけを楽しんでいた。

なぜだか、お母さんの姿が全く描かれていないのですが
それはまた何かの計算なのでしょうか・・・。

主人公が男の子なので、
娘にとっては描かれている遊びが夢中になれるものでなかったためか
反応はいまいちでした＾_＾；
やっぱり大人向けかなー。