博物館に行って以来、恐竜に興味を持ち始めた息子は、今、恐竜についての本をいろいろ読みあさっています。その中の一冊として読んだこの本。
「宇宙人は〜」の前作同様、パンツと恐竜の不思議な組み合わせを楽しみながら読むはずだったのですが、読んだ感想が、「絶滅した理由はこんなんじゃない。」とか「恐竜がいたころは人間はいなかった」だの、ファンタジーの世界を楽しむどころではなかったようです。
知識欲を満たすという意味では、図鑑的なもので良かったみたいです。
それに対して、5歳の娘は、ディプロドクスが履いている赤に白の水玉パンツが、そのかわいさとのギャップでおもしろいらしく、そのページを読むたびにクスクス笑っていました。
ただ、普通にフィクションのお話としても、恐竜がパンツの奪い合いで絶滅したなんて、ちょっと物足りなく感じてしまいました。どうせなら、人間が恐竜用の大きなパンツを作ってあげて、それ以来、人間と恐竜とが仲良く共存している星もある〜なんて結末もありかも!