また、いとうひろしさんの新しいシリーズを見つけてきました。
その名も「すごいぞプンナちゃん」シリーズです!
プンナちゃんというネーミングもすごいですが、
名前の前に「すごいぞ」とつけちゃうあたりが、
いとうひろしさんの面白さが出ている気がします。
そして、この本のサイズと言うか、タイプが絵本のようで、児童書のような作りになっています。こういうタイプの本を最近いくつか見ましたが、児童書(童話)なんでしょうか?それとも絵本なのでしょうか?
とっても微妙な新ジャンル?
ともかくプンナちゃんは元気で、活発で、結構自己中。しかも、男勝りな女の子です。たぶん学年的には中学年と見た!
明るい色彩で、とても読みやすい大きな字なので、小学校低学年や、もしかしたら幼稚園児でも年長さんくらいなら、1人読みできるかもしれません。
プンナちゃんのお気に入りは、パンナちゃんという女のお友達みたいで、その子と遊びたいのに、別の子が間に入ってきたりするとプンナちゃんは突然、いやな子になったりします。
でも、そんな裏表のないまっすぐなプンナちゃんの「想い」って、
同じ年頃の女の子なら、「うんうん」って思うか、「この子(プンナちゃん)って嫌い」って、思うんじゃないかな。
原寸大の女の子を描かれているので、子どもたちが読んだら、好き嫌いがはっきり出る作品かと思いました。
私は好みです。プンナちゃんガンバレー!ストレートな君が気に入ってます。