原作は「マザー・グース」の詩です。
このお話自体は、図書館のお話会で「ペーパークラフト」楽しいお話を聞かせてもらったことがあったのですが、ポール・ガルドンの絵本で見たのは初めてでした。
マザー・グースのテンポのいい文体は、きっと原文で読めたらもっと楽しいんだと思います。
(残念ながら英語は苦手ですが、すで読めるものなら読んでみたい!)
わたしは特に、「ジャックは いえを たてたのさ」の、最初のページが好き!
モノクロで描かれたその絵は、ジャックが梯子に登って仕上げの煙突で何かしていて、周囲には見守っている動物たち、そしてお日様が昇るところか、沈むところ(白黒なのでどちらか判断付きません)が、この物語の1ページにとてもマッチしている感じがしました。
あくまでも言葉あそびのような文章で、物語はありませんが、妙に引きつけられる作品です。
小学校中学年くらいから高学年くらいに、特にお薦めします。