ふたりはともだち」 みんなの声

ふたりはともだち 作:アーノルド・ローベル
訳:三木 卓
出版社:文化出版局 文化出版局の特集ページがあります!
税込価格:\1,045
発行日:1987年03月
ISBN:9784579402472
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 146
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146件見つかりました

  • 思い出の本を再び。

    • よにんこママさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子8歳、男の子6歳、女の子4歳、女の子1歳

    我が家にあるこの本は、
    私の母が、病で亡くなる少し前、
    絵本も含め本が大好きだった母に、私からプレゼントした一冊。
    本の扉をあけると
    「○○ちゃん(私の名前)へ 本をありがとう お母さんより」
    と、筆で母からのメッセージが書かれています。

    この秋、小学2年の長男が
    学校で「おてがみ」を勉強したので
    久しぶりに書棚から取り出して、子どもたちに読んで聞かせました。

    がまくんとかえるくんの、ほのぼのとした
    4歳、6歳、8歳の我が子たちがそれぞれ楽しめるお話。

    そして、私の心の中には、
    母との懐かしい思い出。

    母が亡くなって、10年以上経ちましたが
    自分の子どもとこの本を読む、こんな穏やかな日が来るなんて
    あの頃は想像つかなかったな。

    小さい子から、大人まで、楽しめる、
    ほっとできるお話だと思います。

    投稿日:2010/10/30

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    1
  • ほのぼのと暖かいおはなし

    • みっしさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮城県
    • 女の子8歳

    1冊のなかに短編の話がいくつか入っているのですが、どのおはなしも思わずクスッとしてしまうようなユーモアがあります。またがまくんとかえるくんの空気感がほのぼのと暖かく、お子さんもきっと、ともだちっていいなぁと思ってくれのではないでしょうか。

    読み物ではありますが、比較的挿絵も多いので小学校低学年のお子さんの一人読みにもおすすめです。

    投稿日:2010/06/01

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    1
  • 名作です!

    「なくしたボタン」。これはすごいです!!
    無邪気ながまくんとかえるくんの優しさが、ノスタルジックな雰囲気の中で切なく感じさせ、しかしその中で、友情の絆を強く表現しており、ロベールの偉大さを物語っているようです。

    子どもだけではなく、大人の方にもぜひ、読んでいただきたい本です。

    投稿日:2010/02/06

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  • 本当の友だちとは…

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    がまくんとかえるくんの友情物語、5編です。
    その中のお話、『おてがみ』は、小学校の国語の教科書で出会った、ローベルの初めての作品でした。
    最初に絵を見た時、かえるの描き方があまりにもリアルなのに、二足歩行ということに、少し抵抗を感じました。
    でも、そのお話といったら、がま君を思うかえるくんの気持ちが、あまりにも切なくて、涙なしでは、読みすすめませんでした。
    どちらかというと、がま君の方が、かえるくんにお世話してもらっているお話が多いのですが、『おはなし』では、がま君がかえるくんのために頑張ります。でもちょっぴり三枚目。
    とにかく、相手のことを思うあまりに出た行為が、胸に響きます。
    がまくんとかえるくんは、本当にいい友だちだと思いました。

    投稿日:2009/09/27

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    1
  • 3才でも充分に理解できますよ☆

    • ギフトさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子4歳、女の子0歳

    息子の3才のBDプレゼントを探していたら、主人がこの絵本とガマくんのぬいぐるみのセットを見つけて 『コレにしよう!』 と購入しました。
    まだ早いんじゃないかしら?と私は思いましたが、なんと息子はとても気に入ったのでした!
    絵が少なくても、お話しをしっかり聞いています。
    目安の対象年齢はやっぱりあくまでも目安なんですね。
    あまり気にしなくても、親がいい!絶対にいい!と信じていると自然と子供はその絵本が好きになる・・・というのが最近よく思います。

    投稿日:2007/08/07

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  • 『ふたりはともだち』は、アーノルド・ローベルの「がまくんとかえるくん」シリーズ第1作目で、長年にわたって子供から大人まで幅広く愛されている名作です。この絵本には、仲良しのかえるくんとがまくんが織りなす、笑えて、時には心温まる5つのストーリーが収録されています。

    物語は、春が来たことを知らせるためにがまくんを起こしに行くかえるくんから始まります。「はるがきた」では、がまくんを外に連れ出そうとするかえるくんの機転と、がまくんの純朴さが可笑しくも愛おしい一幕を作り出しています。続く「おはなし」や「なくしたボタン」では、ふたりがどれほどお互いを大切に思っているかが描かれ、読者にあたたかい気持ちを与えます。

    特に印象的なのは「おてがみ」のエピソード。がまくんが手紙をもらったことがなく、その到着を待つ様子は、かえるくんがかたつむりを使って内緒で手紙を送るという、ほほえましい筋書きです。この話は、手紙の持つ特別な力と、思いやりの大切さを教えてくれます。

    シリーズが教科書にも採用されていることから、多くの子どもたちに親しまれている一方で、大人にとっても新しい発見や、子どもの頃の思い出を呼び起こす作品です。また、三木卓さんによる翻訳も素晴らしく、物語の魅力を一層引き立てています。

    『ふたりはともだち』は、単に楽しい話を集めた絵本ではなく、友情の深さや日常の小さな幸せを見つめ直すきっかけを与えてくれる、すべての年代におすすめの一冊です。子供はもちろんのこと、大人もこの不朽の物語から多くを感じ取ることができるでしょう。

    投稿日:2025/01/12

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  • 〇〇が言いました。の言葉が気になる

    内容はとても面白く素敵な本なのですが、訳が苦手です。

    会話の中にしょっちゅう挟まれる「ガマくんが言いました。」「カエルくんが言いました。」の言葉。
    話す言葉の前に付いたり、後に付いたかと思ったら、途中に付いたり・・

    読んでいで、おそらく聞いていても、どの言葉をどっちが言ったのか混乱してモヤモヤします。
    前に付けるのか後に付けるのか統一してほしい。
    途中に付けるのはほんとやめてほしい!
    そう思うのは私だけでしょうか・・

    我が家ではいろんな読み方を試した結果、この言葉はなるべく省略し、ガマくんとカエルくんで声色を変えて読む。に落ち着きました。

    ガマくんとカエルくんの素敵な友情、おもしろいやりとりがとても楽しい本なだけに残念に思ってしまいました。

    投稿日:2024/08/06

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  • 素敵なお話

    がまくんとかえるくんの、ごくごく普通の、けれども、ささやかな幸せと温かさに満ちあふれた生活、そして、二人の関係がとても魅力的なお話でした。この本が、長い間、多くの人に愛されてきた理由がわかる素敵なお話でした。ぜひ、ほかのお話も読ませていただきたいと思います。

    投稿日:2023/11/22

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  • 素敵な友達

    『ふたりはともだち』は、短いお話が5話くらい入っている絵本です。
    中でも、おてがみは有名で小学生の教科書に載っています。
    まだ、幼稚園児ですが小学校の予習も兼ねて少しずつ読んでもらっています。
    どのお話を読んでも素敵な友達のお話で面白いです。

    投稿日:2023/11/03

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  • 信じるって、こういう感じ。

    最後の「おてがみ」。
    私も、国語の教科書で読んだ記憶があります。
    その時には、なんか薄暗い印象が強く残りました。(イラストの色使いと、「来ない手紙を待つ悲しさ」からくるのかもしれません)。

    今回、娘も読む機会があったのでお互いの感想を言ってみました。お手紙を急いで書いてあげる方と、お手紙を待つ方と、どちらがいい?と聞いてみたところ娘は待つ方がいいらしいです。
    結局、二人一緒に待つことにはなるのだけど、それを待ち続けられるというのは、人への信頼が芽生えつつあるからかなと思いました。

    投稿日:2022/02/14

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