「なぞなぞなーに」は四季の4冊が出ているので、はるのまきから読んでみました。
「あさになると ひらき
よるになると
とじるもの な〜に?」
というなぞなぞで始まるのですが、次のページの答えは、め。
目が答えなのですが、絵の中には芽が描かれていて、春に因んだということなのでしょう。
その他も、鼻と花、歯と葉などがあって、なぞなぞだけでなく、同音意義語を考えることにも繋がる絵本です。
ただ、はるのまきと銘うっているのに、春のなぞなぞになっていないことに違和感を持ちました。
全体を通じて、春が旬の
ワラビ、イタドリ、タンポポ、フキ、ヨモギ、ツクシ、ヤブカンゾウといった植物を描いているのですから、春に因んだなぞなぞでないのが残念でした。
なぞなぞは、親子の対話ができるので、純粋に遊べる絵本だと思います。