ふうとはなとたんぽぽ を読んで、とても良かったのでこちらも読んでみました。
こちらも優しく、あたたかく、可愛らしい絵本でした。
子ウサギのふうとはなはお母さんに何かあったら草陰にじっとしているように言われ、二人で遊びに出かけます。そこで大きくて優しい牛のおばさんに出会います。おばさんと触れ合う中で、お腹の中に赤ちゃんがいる事を知ります。
ふうとはなはまだ赤ちゃんなので、最後はお母さんのおっぱいを飲んでぐっすりねむります。
ちょっとしたお話なのですが、草の匂いや風を感じるような優しい絵で、とてもきれいです。ひとつひとつのお花も本当に愛らしい。いわむらさんの自然を愛する気持ちが溢れています。
ふうとはなも小さくて触ってみたくなるほど可愛らしい。きっと柔らかくてあたたかいんだろうなと思う絵です。
牛のおばさんも優しい目をして、あたたかい。
読み終わったあと、七歳の娘は一番好きな場面は、ふうとはながお母さんのおっぱいを飲んでるところと言っていました。
四歳の娘も印象的だったようで、ぬいぐるみを抱っこしておっぱいを飲ませる真似をしていました。
絵本ナビのいわむらかずおさんのインタビューを読んでから絵本を見ると、よりあたたかく幸せな気持ちになります。