「充実」とまではいかなくても、
現状に「満足」している人は多いと思います。
この本の主人公もそう。
そして、出会ったピンクの冷蔵庫。
扉に貼られた不思議なメモと
毎日、中から出てくる魅力的な品々。
リサイクルショップを営む主人公は、
当然「高く売れるぞ」と持ち帰ります。
でも、いざ売れそうになると・・・
どうしても売りたくなくなってしまうんです。
物であれ、人であれ、「何か」を感じる瞬間があります。
そのメッセージを受け入れるか否かで、
思わぬ「転機」となることがあります。
「そんなつもり」じゃなくても、
この「何か」をキャッチできる人でありたいなと思いました。
娘にも、そうあって欲しいと思います。