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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

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ザガズー じんせいってびっくりつづき」 みんなの声

ザガズー じんせいってびっくりつづき 作:クエンティン・ブレイク
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\0
発行日:2002年11月
ISBN:9784769022114
評価スコア 4.61
評価ランキング 4,105
みんなの声 総数 22
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22件見つかりました

  • 比喩が絶妙!

    しあわせなふたりの元にある日やってきた、
    ピンクのちっちゃなザガズー。ところが、あるひ、
    はげたかのあかんぼうに。そして今度はちっちゃなぞうに。

    「ところが、あるひ…」のことばの後、ページをめくると
    ザガズーはつぎつぎに奇妙ないきものになっていくのです。
    子どもたちは、大笑い。

    大人の私は、この絵本の比喩するところに、うなずいてしまいます。
    子育て中の方なら実感してもらえると思いますが、
    大きくなるとまた別の悩みや心配事をかかえるのが、子育て。

    この絵本、でも これだけでは終わらないんです。
    最後まで読めば、この絵本のサブタイトルが
    「子育てってびっくりつづき」ではなく、「じんせいってびっくりつづき」
    である理由が、わかります。私は、この結末にノックアウトされました。

    投稿日:2009/11/12

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  • 感動しました

    • よしごんさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子1歳、男の子0歳

    絵本の読み聞かせについて
    学ばせて頂く機会があり
    その時に来てくださった図書館の方が選んで持ってきて下さった
    本の中にこの本がありました
    「これは子供というよりもお母さん達のために読みます」
    そう言って静かに読んで下さいました
    感動して涙がとまりませんでした
    今、一緒にいる子供たちは
    すごい動物達ですが
    いつか立派に変身していくのかなと思うと
    胸がキュンとなりました

    投稿日:2009/04/23

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  • 子育ての苦労 

    このお話にはあらら?あらら?な どんでん返しが何度もあります。
    でもよく考えたら 人生ってこんなものですよね。
    “じんせいってびっくりつづき”って副題になーるほどと思います。
    親は子どもの成長に戸惑い悩む時期もあるけれど
    そんな苦労は子どもの気持ちに寄り添って生きてさえいれば
    必ず時が解決してくれるものだし
    老いてゆく親は子どもに還ってゆき こうやって人生はめぐりめぐってゆくのだということを
    サラリと描いた秀作だと思います。

    最後のページに描かれた4人の後姿にすごく穏やかなものを感じます。
    ザガズーにもまた子どもが出来るかもしれない 
    そしてまた“びっくりつづき”の人生は繰り返すのだということも
    すべて静かに受け入れたような表情に感じるのです。

    投稿日:2008/08/10

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  • 変わっていくそれが人生

    最近クェンティン・ブレイク作品が気になっています。

    「アーミテージさんのすてきなじてんしゃ」「みどりの船」「ピエロくん」と作風が固定的でないので、つかみどころのない作家という感じがしています。

    気ままな暮らしを楽しむ二人の夫婦のところに、「サガズー」という赤ちゃんの届け物がありました。

    赤ちゃんはいつまでもかわいい赤ちゃんのままではないのです。子育ても同じですよね。朝起きたら「はげたか」になっていました。この時期はひょっとしてイヤイヤ期?

    読みながらこの時期は思春期だろうか?と考えました。

    子育てをし始めてから思うこと、大人になると自分の存在や生活を固定的なものとして捉えがちですが、子どもを見ていると一瞬として同じということがないことに驚きます。実は私自身だって毎日変わっていく存在であるのです。

    変わっていくそれが人生かなと思いました。
    皆さんが書いておられるように、谷川俊太郎のあとがきがいいです。

    投稿日:2007/12/04

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  • 人生について考えさせられました。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子13歳、男の子9歳

    ジョージとベラという夫婦のもとに
    郵便やさんが届けてくれた小包。
    その中から現れたのは なんと人間の赤ちゃんでした。
    なるほど…確かに赤ちゃんって
    突然 贈られてきた「ギフト」だったかもしれないなぁ…。
    そんな事を感じながら 読み進めました。
    この後は 2人が子育てに悪戦苦闘する姿が描かれていますが
    いつの間にか 相手は赤ちゃんから
    様々な動物の姿に…笑。
    うんうん。
    子供って 成長の過程で
    動物みたいな時期があったかも…笑。
    そんな動物や怪物みたいな子供も いつしか心優しい青年に…。
    親の努力が報われる場面にホッとしました。
    我が家の娘も そろそろ怪物になりつつあるのでしょうか。。。
    親としてどう接したらいいのか 迷ったりする時もしばしばです。
    「こんな時はどうする?」みたいな 分厚い育児書を読むより
    とりあえず この絵本を一冊読んだら
    希望を持った育児が出来るかも…とも思えてきたり。
    そして 最後の場面では
    こんな家族になれる育児が出来ているかな…と
    心配な気持ちになったりも…。
    ユーモアたっぷりなお話の中にも
    子育てのヒントが見えたり
    人生について考えさせられたりと
    内容の濃い絵本でした。

    投稿日:2007/10/08

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  • 成長の過程なんだ。。

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子14歳、男の子12歳

    これから親になる人におすすめです。もちろん、子どもたちにも。
    子育ては、分からないことの連続です。
    子どもが、人間じゃない生き物に思えることもたびたびです。
    そんな親の戸惑いが上手に書かれています。
    それでも、ひたすら子どもに愛情をかけていれば、いつかはきっと報われるのですね。
    谷川さんの解説が素敵です。でも、先に読まないほうがいいですよ。

    投稿日:2007/07/31

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  • こんな方にお勧め

     これから新しい家庭を持つ方、子供を授かった方、今子育て真っ最中で手を焼いている方、思いきり反抗期、そんな方にお勧めかな!我が家は反抗期に該当!いろんな生き物に変化するザガズーが、いとおしく感じます。わたしは今回、元気いっぱいの男の子の入学祝いにプレゼントします。

    投稿日:2007/05/14

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  • 何年生ならわかるかな

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子6歳

    ちょっと見たことのないタイプの絵本でした。
    子育て中のおとうさん、おかあさんなら、サガズーと我が子を重ね合わせて読むこともできるでしょう。
    共感できるところがたくさんありますし、ウチだけじゃないんだとほっとしたりもします。
    でも、このままストレートに読んでも結構面白い。
    ある日、サガズーがやってきて、どんどんおかしなものに姿を変えていったら・・・。
    どの動物の時が一番いいかなぁとか、自分だったらどう対応するかなぁなんて考えてみるのも楽しいと思います。
    どちらにしても、登場人物たちはみんな、誰がどんな姿になっても、温かく受け入れているので、読んでいて嬉しいです。

    それにしても、子どもがやっと普通の人間になったかと思うと、親の方が人間ではなくなってしまうとは。
    結局子どもと対等に向き合えるのは、人生で一瞬ってことなのかしら。

    投稿日:2006/10/04

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  • 気持ちが楽になった

    育児サークルで、図書館司書の方が読み聞かせをしてくれたことで、この絵本と出会うことができました。

    ちょうどその頃、息子が急に「キーキー」と反抗しはじめて戸惑っていた時でした。
    成長の証と頭ではわかっていても、気持ち的に余裕が持てずにいたのが、この絵本を読んで「あぁ、今はこういう時期なんだな。これからまだまだすごくなるんだから、今はまだ序の口だ。」と、すっきりし、気持ちにゆとりができました。

    子育てに疲れを感じた時、この絵本を読んでみるといいと思います。

    投稿日:2006/09/30

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  • 子育てで悩んでいるママにオススメ!

    • エリザベスAさん
    • 40代
    • ママ
    • 広島県
    • 女の子14歳、女の子12歳、男の子10歳

    ある日,私のかわいい赤ちゃんが突然イボイノシシやコウモリに変身したらあなたはどうしますか?
    毎日毎日いろんな姿に変身する我が子に,驚いたり困ったり悩みながら過ごす夫婦のお話です。
    「もうイヤダー!」子育てを投げ出したいと思ったこと,誰でも一度くらいはあるのでは?だけど苦労が報われる日がきっとくるはず。ページをめくるたびに驚きと笑い,最後には老後の自分を想像させられて...。
    赤ちゃん〜思春期,どの年代にも適応できます。是非親子の集いの場所で読んでみてください。

    投稿日:2004/05/26

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