丁寧に描かれた絵に、大変好感が持てます。
のっけから、恐竜が、男の子をたずねてくるのですが、
読んでいるこちらもびっくりしてしまいました。
「あのう…私のたまごを知りませんか?」
ぼくの部屋、恐竜の匂いがしたみたい、という男の子。
そりゃあするわな。あなたのお部屋はすごいことになってますもん。
ビン詰めの幼虫、水槽のザリガニにカエル、カタツムリにカエルにカメに、あれは…ナマズかしら?!
ううむ、ここのお母様は、かなり心の広いお方みたい。
男の子と恐竜は、卵をさがしてさまよいます。
博物館、遊園地…でもどこにもいない。
そこで何が始まるのか、と思ったら!
なんといきなりショベルカーに乗り込む男の子。
そう、ここから二人の地底探検が始まるのです。
骨が出てきたり、宝が出てきたり。
これは子供心をくすぐる絵本ですね〜。
うちの子供も、嬉しそうに読んでいました。