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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

箱のなかにはいっているのは?!

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もりのがっしょうだん」 みんなの声

もりのがっしょうだん 作:たかどの ほうこ
絵:飯野 和好
出版社:教育画劇 教育画劇の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2003年05月
ISBN:9784774605753
評価スコア 4.72
評価ランキング 1,376
みんなの声 総数 24
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24件見つかりました

  • この気持ちを持ち続けて欲しい

    みんなとも仲良くなりたい、でもウソをつくのは苦しい・・・そんな葛藤が描かれた絵本です。
    誰かの悪口を言ってるときって、連帯感のようなものも生まれますよね。つい良くないと分かっていても、うそをついたハリネズミ。
    人と違うことをするって勇気が要りますもんね。
    大事なのは、それからの気持ちと行動。
    うんと苦しんで「おゆるしづか」に向かったハリネズミを褒めてあげたくなりました。
    子供はまだ良く分からなかったようですが、またもう少し大きくなってから読んであげたいと思います。

    投稿日:2010/01/05

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  • 歌は心

    • うーずさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子7歳、女の子4歳

    子供が気に入って、何度も読みました。
    「・・・ヴィッチ」という名前が気に入ったようです。

    ウケを狙うためなら、話を変えちゃったり大きくしちゃったりする気持ち、分かります。どんどんエスカレートしていくのも。

    合唱団の先生は、4匹が嘘をついているのを知っていたのかもしれませんね。叱ったり注意したりするのではなく、良心に訴えるところが、さすがオゴソカヴィッチ先生。

    嘘をついてしまって反省したからこそ、より感情のこもった歌声が生まれるのかもしれませんね。

    投稿日:2009/08/17

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  • ヤサシヴィッチ

    クマとキツネとアナグマと、ハリネズミの4匹の子たちが、さいてんで森のまもりがみさまに、ささげるうたを歌うことになりました。
    4人は、居残りで練習することに。そして、その帰り道、4人は、自分たちの学校先生の悪口で盛り上がりました。
    ハリネズミの先生は、ヤサシヴィッチというとても優しい先生。ところが、ハリネズミは、話を合わせて先生のことを「メチャノヴィッチ」と言って、嘘の悪口を言います。

    大人だって、よくありますよね。話が盛り上がってしまって、ついつい調子を合わせて嘘をついてしまうこと。
    なんだか、読んでいて身につまされるというか、我が身を振り返るというか・・・。

    ラストは、ほっと安心。優しい絵本です。
    飯野和好さんの迫力あるいつもの絵。だけど、この絵本では、どの動物の顔も優しく描かれています。

    投稿日:2009/06/01

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  • 美しい歌声

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    みんなと一緒に・・・みんなを楽しませなくちゃ・・・という気持ちで、つい自分の先生をウソで悪者にしてしまったハリネズミくん。
    森の合唱団に選ばれて練習をしてきましたが、美しい心で歌うことの大切さを教えられ、ある決心をします。

    ありもしないことをちょっと盛り上げるために言ってしまうこと。
    よくあることだとと思います。
    でも、それが相手ありのことだとやっぱり良心が痛みますよね。
    小さい体で大きい苦悩をするハリネズミくんの、一生懸命な姿がとてもけな気で応援したくなります。

    合唱団の美しい歌声が聞こえてきそうな、さわやかな気持ちになりました。

    投稿日:2009/04/28

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  • 慎み深い、美しい心で歌う

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子15歳、男の子12歳

    少年どうぶつ合唱団に選ばれた、クマ、キツネ、アナグマ、ハリネズミ。
    居残り練習で仲良くなった4匹は互いに自分の学校のことを話しますが、
    やがて、先生の悪口の言い合いに。
    雰囲気に押されて、ハリネズミも、わざわざ悪口を作っておしゃべりにあわせますが・・・。
    森の守り神様に捧げる歌の練習ということで、
    ハリネズミは自責の念に苦しみ、お許し塚で懺悔します。
    子どもらしい無邪気な葛藤が素直で嬉しいです。
    悪口を言ってみたいという気持ちもしっかりと受け止めた展開だけに、
    ラストはこの4匹同様、清々しい読後感です。
    やや長いお話なので、しっかり子どもたちに読んであげたいです。
    学校の話が出てくるので、小学生以上くらいから共感できると思います。
    飯野さんの絵はやや個性的なので好き嫌いがありそうですが、
    今作ではその柔らかさがとてもいい雰囲気を醸し出していて良かったです。

    投稿日:2008/11/27

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  • きれいな心で、歌を。

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    クマとキツネとアナグマ、それにぐんと小さいハリネズミ。四匹は、少年動物合唱団の団員です。春の祭典で、森の守り神様にささげる歌を歌うために選ばれたのです。四匹は、居残りをして練習をしました。でも、その時におしゃべりする内容ときたら、それぞれの学校の先生の悪口でした。
    子どもたちの素直な気持ちが伝わってきます。特長ある絵で、心の明暗がはっきりとわかります。ちょっと悪ぶってみたけど、やっぱり心が痛み、起こした行動に、感動しました。何が大切かを、きっちり教えること、そしてそれに気付かせることばのかけかたなど、忘れてはいけないことがたくさん詰まっていました。

    投稿日:2008/08/01

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  • 子供の心は、純粋

    子供の純粋の心に感動しました。表面は、悪ぶっていても、心は、純真で、安心しました。絵本から学ぶことが多いです。絵も、あんまり、かわいくなかったのが、最後は、かわいく思えました。

    投稿日:2008/03/11

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  • 世の中の風潮や雰囲気に流されずに

    たかどのほうこ作品に一家ではまっています。図書館で見つけたのがこのお話です。少年動物合唱団に選ばれた四匹の動物たち。クマ、キツネ、アナグマ、ハリネズミは、それぞれに学校の先生の悪口を言い合って親交を温めます。

    ハリネズミは、とても良い先生なのに、みんなに合わせるために作り話をしてしまいます。おもしろいことが良いこと、まじめなことはいけないこと、という風潮があるように感じられるこの頃。子どもだけじゃなくても、大人も道化役を装って、場の雰囲気を保つために、間違った努力をしていることってありませんか?作り話をしてしまうほどのことでないにしても、場の雰囲気に合わせるために自分のことを誇張したことがあるかもと思いました。

    練習の最終日、先生から「つつしみぶかい、うつくしい こころで うたうことが たいせつなのだ」と言われ自分の行為を深く恥じ入るハリネズミ。最近たかどのほうこの「記憶の小瓶」というエッセイ集を読みましたが、「偶然目の前に現れた誰かによって歪みが矯正され、解放されるということは、時折起こった」という言葉を思い出しました。

    間違った方向に進んでいる子どもたち。子どもの良心が取り戻されてよかったと思いました。

    世の中の風潮や雰囲気に流されずに、良い心を保ち続けたいし、子どもにもそのことを伝えたいと思いました。

    投稿日:2008/01/09

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  • 心の優しい主人公たち

    心の優しい主人公たちが見ていて清々しかったです。友達になりたくて話題を合わせたくて話を作るとはそこまで強い思いがあったからだと思いました。私が一番気に入ったのはそれぞれの先生の名前です。凝った名前でなおかつ名前を聞いただけで性格までもが解ってしまうのは興味深い名前でした。主人公たちは皆と楽しい時間を過ごしたくて話を考えたのだろうと思いますが、想像力豊かで驚きました。私は最後まで読んであぁ、そうだったのか!とすっかり信じていました。楽しい時間を過ごせました。そして主人公たちの心の純粋さに嬉しくなりました。

    投稿日:2008/03/10

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  • 美しい心で奏でよう!

    森の動物の子どもたちは、春の祭典で守り神にささげる歌を
    代表して歌うことになりました。
    キツネ・スカンク・クマ・ハリネズミの子達はその代表に選ばれるのですが
    住んでるところも学校も違うのでなかなか打ち解けません。
    でも、あることをきっかけに4匹は仲良しになるのですが・・・
    またそのあることでそれぞれが祭典で守り神の前で歌うことをためらったりして
    心の成長を感じるお話しです。

    楽しい歌を奏でるお話しかと思ったら、こんなにも深〜い
    展開になってることに心を打たれた我が家の子どもたち。
    正直な気持になること、本当の事をさらけ出す勇気を感じたんじゃないかな?

    それをたのしく諭してるところがすてきだな〜って感じました♪

    投稿日:2007/08/31

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