おばけ屋敷と噂の高いお屋敷に引っ越してきた人使いのあらいごいんきょさんは、おばけぎらいの奉公人にひまをとられ、一人残されてしまいました。
噂たがわぬおやしきに、あらわれたのは一つ目小僧。ごいんきょさんはこれさいわいと一つ目小僧をつかうつかう。ごはんたいて、ぬかづけ切って、ごはんの用意から皿洗い、その上ふとん敷いてかたたたきまで。
翌日はろくろっ首、その次の日は三つ目の大入道。彼らも同じようにこき使われて、疲れて帰っていきます。たまらなくなったこのばけものたちですが、この正体とは…。
低学年の読み聞かせの本を探している最中に出会いました。
昨今の妖怪ブームにちょっとのってみようかと。
表紙を見たときには、てっきりご隠居が降参するかと思っていたら、すごいつわものでしたね。(題名を理解してませんでした。)
眉毛横のほくろが妙にリアルで近所のおじさんに似てたけど、そうそうこんなはらの据わったおじさんはいませんね。
こうなると、ばけものたちよガンパレ、と応援してしまいました。
落語絵本ですので、練習して読み聞かせには臨みたいです。