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どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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あくたれラルフ」 みんなの声

あくたれラルフ 作:ジャック・ガントス
絵:ニコール・ルーベル
訳:石井 桃子
出版社:童話館出版
税込価格:\1,650
発行日:1994年
ISBN:9784924938267
評価スコア 4.31
評価ランキング 20,316
みんなの声 総数 57
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57件見つかりました

  • 個性的な本

    セイラの猫は、あくたれラルフ。あまりのあくたれぶりに、サーカスに置いていかれました。・・・


    話の内容も、絵も、かなり個性的な絵本だと思います。
    好みがわかれそうです。


    ラルフのあくたれぶりが、あまりにも度がすぎているように感じてしまいました。

    それでも、かわいがっているセイラにも「なぜ??」としか思えず。

    子供も、「ラルフってひどいね」と一言。

    我が家では、いまひとつの絵本でした。

    投稿日:2011/04/01

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  • あくたれ

    あくたれも度が過ぎるラルフには、お仕置きが必要だったと思いました。どんなにあくたれのラルフでもセイラみたいな飼い主がいてかばってくれるし可愛がってくれるから安心して甘えていれるのだと思いました。セイラみたいないい友達がいて本当によかったと感謝する気持ちが持てるようになっただけでもサーカスでの修行はよかったと思いました。セイラみたいなあくたれには困りますが、少しはあくたれをして困らせてくれる元気をもらいたいなあって思いました。

    投稿日:2011/02/19

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  • 主人公のキャラクターのおもしろさ

    幼稚園から小学校低学年に興味をもたれる絵本。
    表紙から赤いねこラルフの強烈な表情、人形の首をもいでいる姿の絵にこれから始まる物語に興をそそられるようです。
    この行動的なギャングエイジのラルフがしでかすひどいいたずらにまず、圧倒されるようです。しかし、ラルフがサーカスに置き去りにされることになったときには「え!わーひどい」といっていた子どもたちは口を閉じ、神妙な顔になり、しーんとなります。ラルフが空腹でいじめにあいながら家に帰る道中の哀れなラルフに自分を重ねだしました。

    どんなにえらそうにいたずらをしていても、外の世界は厳しいのです!
    さびしくなって、泣き出しますが、迎えに来た家族と抱きい・・・・。

    でも、その怖い経験の後は、お利口になるかって?あーあー。そうはいかないのです!このすがたはまさに子どもなのです。

    石井桃子さんの訳はお話にぴったりあっています。

    投稿日:2010/08/24

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  • あくたれだけど

     外見と言い、実際にやることと言い、ラルフの「あくたれ」度合いは、相当のものです。こんなワルは見たことない! でも、「あくたれでも、セイラは、ラルフが すきでした。」・・・この一文にすべてが含まれているように思います。

     うちの犬も、ラルフほどではないけれど(!)かなりのあくたれです。「20ドル紙幣でも首に巻いて、外に置いて来ようか」と話し合ったくらい! それでも、やっぱり、この物語のはじまりに戻り、
    「あくたれねこの ラルフは、セイラのねこでした。あくたれでも、セイラは、ラルフがすきでした。」となるのです。

     安易な気持ちでペットを飼い始め、同じように些細な理由で処分してしまう人が非常に多い現実。セイラの一家のように、どんなあくたれでも、我が子同様、責任を持って、愛情をかけて育ててあげてほしい、と心から思いました。

    投稿日:2010/04/15

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  •  セイラという女の子の飼い猫、ラルフは、大のいたずら好き。
    ある日、セイラ一家がサーカスを見に行きます。しかし、ラルフは、サーカスの邪魔をして、台無しにしてしまいます。
     一家は、ラルフを置いて帰ります。
     ラルフは、サーカスでこき使われ、ついに逃げ出して、野良猫生活をおくります。そんなときに、セイラに見つけられて家に帰ります。
     もういたずらはしまいと心に誓いますが…。
     ラルフのいたずらぶりをわが子と重ね合わせ、やきもきさせられます。が、ここまで徹底していると、いいんじゃないと、思ってしまいます。
     サーカスでこき使われる姿は、少し可哀そうです。
    そして、家に帰った時は、こちらもホッとしてしまいます。
     手間のかかる子ほどかわいいという感じでしょうか。
     わが子のいたずらも、少し多めに見てあげようかな、という気持ちになれます。
     ラルフの表情が、とてもよく描かれているのも注目してほしいです。

    投稿日:2010/01/31

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  • ハンパじゃない悪さ?

    目つきが悪い赤毛のネコ・ラルフ。
    飼い主の女の子にする悪さがハンパではないので
    「ちょっとやりすぎでは???」と読みながら引きぎみの私。
    でも子どもはこういうタイプの絵本を好きなんですよね。
    「こんどはどんな悪さをするのだろう」
    ページをめくるのにワクワク感さえ漂っているようです。
    そう!ラルフは子ども達自身そのものなんでしょうね。
    まさにネコの勝手気ままさが感じられるシュール感のある絵本ですね。

    投稿日:2009/12/04

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  • ヒットな笑いのある本

    • 苺ママさん
    • 30代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 女の子4歳、男の子1歳

    読み聞かせで知ったお話です。

    ラルフは猫なのに・・・猫に見えないところ

    や目の表情が面白い。

    悪たれ具合もクッキーを全部少しずつかじるなど
    うけます。

    最後は生ゴミ熱にかかったラルフを
    飼い主のセイラが発見するのですが

    生ゴミ熱っていったい・・

    ラルフをおいてけぼりにした、セイラのお父さんと
    お母さんも再会を喜びます。が

    それもあっさり書かれています。

    最後も最後まで笑いが残る楽しいお話です。

    投稿日:2009/11/04

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  • 本の匂い

    どなたからかお古をいただいて、ずっと本箱においてあったのを
    娘が見つけ出して「読んで」と持ってきました。
    本を開いて娘が一言「うわぁ、くさーい・・・」
    かなりながく開いていなかったらしく、すえた印刷インクのにおいが広がったのです。
    読み進めていくにつれ、内容もいたずらがエスカレートした、たちの悪いねこのお話で
    (これをひとこと「あくたれ」と訳してらっしゃる石井桃子さんのセンスは見事!!)
    絵もちょっと悪趣味的な感じさえする個性的なもの。
    そして、そのすえたインクの匂いとあいまって
    なんともいえない気分で物語は展開しました。
    (その間、娘はずっと「くさい」を連発)
    お話は面白かったけど、娘と二人「なんだかねー」という印象を持ってしまったのは
    お話の小ぶりなまとまりっぷりに加えて、
    このすえた匂いのせいもあったかも・・・。

    本はたまには開いて、かぜを通してあげなくちゃ。
    そのためにも、何度も読もう!!と決意を新たにしました。

    投稿日:2009/07/28

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  • なんてあくたれ!

    絵本の主人公とは思えない悪い顔をしてますね。
    どうして家族がラルフを好きなのかわからないくらいです。
    でも、悪いことと同じくらいの罰を受けて
    すっかりしょげてしまったラルフを見ると
    それまでのあくたれラルフも可愛く見えてくるから不思議です。
    どんないたずらをしてもやっぱり家族だと許しあえるのかな
    と思えるお話でした。

    投稿日:2009/05/14

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  • 本当にあくたれ

    ラルフのいたずらの数々、こんなことを実際にされたら、黙っていられるかな?と思いました。

    ただ、いたずらをするだけの展開でなかったのがおもしろかったです。

    ラルフのあくたれぶりもそうですが、絵にもかわいらしさがないのが逆にいいのかななんて思いました。

    ラルフの周りを思わないマイペースぶりがうらやましい。

    実際にはここまでできないでしょうから、子どもたちが惹かれるのかもしそれませんね。

    いしいももこさんが、このような作品まで訳しておられたのが驚きでした。

    投稿日:2009/03/11

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