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ダイアナと大きなサイ」 みんなの声

ダイアナと大きなサイ 作:エドワード・アーディゾーニ
訳:あべ きみこ
出版社:こぐま社 こぐま社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2001年09月
ISBN:9784772101608
評価スコア 4
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  • アーディゾーニさん

    • ピンピンさん
    • 60代
    • じいじ・ばあば
    • 香川県
    • 女の子0歳

    ふなのりチムの冒険シリーズはじめ、アーディゾーニさんの絵本は、大好きです。でも、こんな絵本があったのは知らなかった。
    世間からみると少し変わった子どもも、それが個性として、それを活かして活躍したり、何より、みんなと同じである必要ないんだね。

    投稿日:2021/12/18

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  • アーディゾーニ大好き

    ふなのりチムシリーズのアーディゾーニの絵本です。とにかく絵が自分の好みに合っていて大好きですが、あらゆる個性的な性格をもつ人間への興味と広い愛情を感じるお話も大好きです。この絵本では、サイという動物を愛する女の子の一生が描かれていますが。

    投稿日:2021/12/10

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  • 純真な心を大切に

    突然家の部屋から大きなサイが現れたら、当然の大パニックですが、サイの優しい心を読みとった子どもたちの純真さに心ひかれました。
    大人たちの常識にとらわれないで育っていく子どもと、ともに生きていくサイとの信頼関係に、大切な何かを感じます。
    奇想天外だけど落ちついた作品でした。

    投稿日:2021/08/14

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  • 包み込むような愛

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子5歳

    『チムとゆうかんなせんちょうさん』を書かれた
    エドワード・アーディゾーニは、
    最初少し長いし、絵も古臭い感じがして
    読むのを躊躇していたのですが、
    チムシリーズを読むうちにはまり、
    この方の作品をもっともっと読みたくなりました。

    チムシリーズでもワクワクした感じだけでなく、
    笑いや愛情を感じさせるあたたかい気持ちを
    味わせて頂きましたが、
    この絵本もまた、ダイアナの包み込むような愛に
    静かな感動すら覚えました。

    ただ、子どもを持った今なら、サイとだけで暮らしていくのは
    寂しい気もしましたが、
    それもひとつの生き方なんでしょうね。

    生き物好きの子どもなら、
    きっと気に入るお話だと思います。

    投稿日:2020/07/30

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  • 地味だけれど素敵な絵本

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、男の子2歳

    ダイアナという少女がある日いきなり現れたサイを家に招き入れ、その後おばあさんになっても一緒に居続けるお話です。
    ダイアナのサイへの深い愛情と、サイのダイアナへの信頼が感じられるお話でした。ダイアナは自分の家族を築くことはありませんでしたが、サイとずっとずっといられて幸せだったのだと思います。最後のしみじみとしたページが素敵で、いい余韻が残ります。
    しみじみと心にくる絵本です。

    投稿日:2017/08/30

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  • 見つめ続けること

    サイと出会っておばあさんになるまで世話をし続けるお話です。サイだからぎょっとすrんですが、これはわざとありえない動物にしただけで、犬でもネコでも虫でもいいんだとおもいます。こうやってまっすぐに生き物を見続けることができるのかと、作者が言っているように思えるのです。サイとのくらしで事件が起こるわけではないので淡々と過ぎていくお話なのですが、なにか心にじんとくる気がします。

    投稿日:2017/06/07

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  • こどもの純粋さ

    風邪をひいたサイを献身的に看病するダイアナの姿が印象的でした。
    大人たちは、サイを「悪いサイ」「危険なサイ」と決め付け、射殺しようとしますが、ダイアナはサイを守ります。
    歳をとったダイアナが、サイと一緒に歩いている姿は、とても幸せそうで、幸せのおすそ分けをもらいました。

    投稿日:2013/09/01

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  • サイとの暮らし

    ダイアナの家に突然やってきたサイと長い年月を一緒に暮らし、女の子だったダイアナも年をとっておばあちゃんになりました。きっと60年以上も年月が過ぎていると思いますが、サイも年をとってしまってこれから先のことが心配になった私でした。サイと二人だけの暮らしで、元気なうちはいいけれどやっぱり気になってしまう私でした。

    投稿日:2011/10/02

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  • サイと生涯をすごしたお話?

    4歳1ヶ月の息子に読んでやりました。外国の作家さんの絵本には珍しい視点のものがありますが、これはちょっと変わりすぎ。そして、よくわからないものでした。サイと一緒にすごした女の子の生涯のお話みたいですが、なぜサイなの?とちょっと不思議でした。サイなんてとてもペットにするには難しい動物を取り上げ、それを飼育しているなんて・・・。変わった絵本を読んであげたいというときにはいいかもしれませんが、息子はあまり興味を示しませんでした。

    投稿日:2011/10/10

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  • 奇想天外な実話のような話

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    海洋冒険絵本チムシリーズの著書で知られるエドワード・アーディゾーニの1964年の作品。
    他に「時計つくりのジョニー」を読みましたが、イギリスを代表する絵本作家とのこと。

    物語は、両親と娘のダイアナが、居間でくつろいでいるところに、サイが現れるシーンから始まります。
    取り乱す両親と対照的に冷静なダイアナ。
    サイが風邪をひいているのに気付き、大量の風邪薬と咳止めと、バター付きのトーストを与えるのです。
    サイは動物園から逃亡したことがわかり、銃を持った3人の男が射殺にやってくるのですが、なんとダイアナはサイを育てると言ってきかないのです。
    こうしてサイは、ダイアナによって育てられるのですが、物語は、ダイアナとサイが一緒に過ごす何十年もの時を綴るのです。

    まさに奇想天外な展開なのですが、ダイアナとサイの関係が変ることなく淡々と描かれていて、その交流が何とも言えず心を癒してくれることでしょう。
    犯罪のニュースが絶えることのない毎日を過ごす私達にとって、こうした静かな生活もあることを知ることは、非常に貴重である気がしてなりません。
    また、生物のととの関わりあいを教えてくれる側面もあると思います。

    文章が長いので、読み聞かせというよりは、小学校低学年の子が、自ら読むといった類の絵本だと思います。
    エンディングも心地よく、ゆったりとした気分で読むことができるので、オススメします。

    投稿日:2011/03/09

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