もう6年ほど前おはなし会で読んでもらいました。
古風な絵本なんですがストーリー展開が妙に焼きついていて、
特にラストの地図が印象的でした。
よくある「はじめてのおかいもの」のお話です。
不安と誇らしさの入り混じった気持ちがよく伝わってきます。
今回じっくり手にとって読んでみると、
ぶたぶたくんは緊張しながらも周りの様子をしっかりと観察しています。
ぶたぶたくん以上に(!?)緊張して読み進んでいた私は
慌てて前のページをめくって確認する羽目に。
細部を楽しむ絵本ですね。
そういえば今回、顔つきパンをじっくり拝見。
パッと見た感じはかなり怖いんですが、上等パンって、何かしら興味深いですね。
そしてラストの地図もポイント高いですね。
それにしても、メモも持たずに買い物を成し遂げたぶたぶたくん、えらい!
私が子どもの頃は、こんな小売店に買い物籠下げてお買い物ってよくありましたが、
今は見かけないですね。
それだけに、こんな光景の絵本は大切にしたい、と思いました。