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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ジェインのもうふ」 みんなの声

ジェインのもうふ 作:アーサー・ミラー
絵:アル・パーカー
訳:厨川 圭子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1971年03月
ISBN:9784034042304
評価スコア 4.79
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みんなの声 総数 47
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47件見つかりました

  • 自分だけのお気に入り

    • MAYUMIさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳

     誰にでも、ジェインのような経験があるのではないでしょうか?
    幼い子どもは、柔らかくてふわふわしたものが好きですね。
    それが、ジェインように毛布だったり、
    ぬいぐるみだったりするけれど、
    傍にあると安心できる、
    ちょっとした心の拠りどころですね。
    どんなに頑固に手放さないように見える子どもでも、
    ジェインのように手放す時が、きっときます。
    気長に、見守っていきたいですね。
    ジェインの両親は、見事だと思います。
    さりげない会話の中で、
    心豊かに子どもを育てるとはどういう事なのかを、
    教えてくれました。
    この心温まるお話にの挿絵は、
    ジェインが、
    愛らしい赤ちゃんから聡明な女の子に成長する過程を、
    表情豊かに描いています。
    大切なものは、形としてなくなってしまっても、
    心の中にいつまでも、存在するのですね!

    投稿日:2007/01/31

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  • 私の思い出・・・・・

    • びかママさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 女の子7歳、女の子4歳

    私が子供のときに母に買ってもらって何度も読んだ本です。小さなジェインが大好きなピンクの毛布。どんなときにもそばになくてはいられない大事な毛布が、大きくなるにつれてだんだん小さくなり、古くなり。そしていつかジェインもその毛布から卒業していくお話です。

    私も子供のときに枕を離すことができず、そばにないと大泣きしていたそうで、そんな私を見て母が読んでくれました。
    そんな私の娘は、タオルをくわえていないと眠れない子でした。その姿を見てこの本を思い出し、実家で探して読んでやると、自分と同じだと思ったのか夢中になって聞いていました。

    「これがそばにないと・・・」というどの子にもよくあるテーマを、その卒業までを追っかけて見せてくれる、何だか懐かしくなる1冊です。

    投稿日:2006/12/02

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  • なつかしい

    ジェインが大好きなピンクのもうふ
    赤ちゃんから少女へ成長しても
    ずっと大切になくてはならない
    ピンクのもうふ
    でも、ピンクのもうふは赤ちゃん用のもうふ
    だんだんうすくなったりして
    ぼろぼろに、それでもジェインは手放すことができない。
    きっとそんな経験している人いるいるって
    お話だと思いました。
    ジェインはピンクのもうふ
    ぬいぐるみやまくらなどきっと赤ちゃんの時から
    離れがたくもっているひといるよね。
    でも成長していくうちに、よごれたりぼろぼろになったり
    ジェインは糸くずになるまで離せなかった。
    小鳥がす巣作りのためにジェインの糸くずとなった
    もうふを1本1本抜いて
    たいせつに巣を作っていることをしり
    もうふは小鳥へのプレゼントとしてお別れできた
    少女が大切にするこころを成長とともに見守っている
    両親とてもすばらしいと思いました。

    投稿日:2006/11/02

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  • だれにもある・・・

    きっとちいさい頃のお気に入りって誰にでもあると思う。
    ジェインはピンクのもうふがお気に入りで手放せなくて
    大きくなるまで使っている。
    赤ちゃん用もうふだから掛けれなくなっても
    寝るとき一緒にいる
    かけがえのないものなんだろう。
    これさえあれば安心グッズ
    ぼろぼろのもうふをママがごみにしようと
    してもダメだったけど
    糸くずみたいになって
    小鳥の巣作りにやくだって
    安心して小鳥に「はい」って
    あげたわけではないけど
    こころからもうふがいなくなっても
    大丈夫になって成長するジェインの様子が
    とてもかわいらしいとおもいました。

    投稿日:2006/10/31

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  • ロングセラーの名作です!

    小学生のころ図書館で借りて読んだのが初めての出会いでした。挿絵のかわいらしさとテンポよく進む文章に、低学年の私でもあっという間に読みきってしまいました。
    そんな思い出しかなかったのですが・・・子供をもつ親になって改めて読んでみると、ジェインの成長にちょっぴり切なさを感じるような内容でした。
    五歳の女児は一人でこの本を読みましたが、「大切な毛布」がまた別の場所で「大切な毛布」として存在しえたことに安堵と喜びを感じていたようです。「もーもは?」と泣き続けるジェインにハラハラし通しだったのですが、最後はハッピーエンドだったのでホッとしていました(笑)。
    読後に優しい気持ちになれる素敵な絵本ですよ。。

    投稿日:2006/04/20

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  • 成長の喜びと切なさと

     もうじき5歳になる息子がとても気に入っていて、一時期、毎晩読んでいました。ある日ぱったりと持ってこなくなったのですが、読みすぎて少し飽きたのかな?くらいに思っていたんです。
     ある日、息子がいつも持ち歩いているくまのぬいぐるみのことを、こう言いました。「ずーっといっしょにはいられないんでしょ?僕がおとなになって、おじいちゃんになるまで一緒にはいられないんでしょ?だから、いまはとっても大事なの」。
     赤ちゃんの頃は一日中「もーも」にくるまっていたジェイン。だんだん大きくなるにつれて「もーも」と離れていられる時間が長くなってゆきます。でもやっぱり、「もーも」のことが大好き。最後にはもう、ジェインには必要なものではなくなるけれど、それでも「もーも」のことは忘れないし、忘れなくていい。そんな風に、自分自身の気持ちを自分で受け入れられるようになることを、「成長」というのかもしれません。
     成長することの喜びと切なさ。相反しながらも微妙に絡まり合うこの2つの感情と、これらが織りなす、ささやかな人生の転機。鮮やかに子供に伝えてくれたこの本の力に感激しました。子供のお話だけれど、真の文学作品だと思います。
     ジェインみたいに、あなたもやっぱりくまさんと、お別れする時がくるだろうね。でも、おとなになってもおじいちゃんになっても、くまさんのことはずーっと大好きでいていいんだよ。ジェインも「もーも」のことは忘れないんだよ。息子にはそういってやりました。

    投稿日:2006/03/18

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  • 驚愕!

    子供の頃、好きだった一冊です。
    私にも、もーもがありました。
    真夏だというのに、冬用の、ひよこのついた布団が手放せなかった私。
    親はいつも、私が寝入ってから、ぐっしょりかいた汗を拭き、
    タオルケットにかけかえていたんだそう。
    私は、その大事な布団の四つ角の一つ一つに、名前をつけていて、
    母親に笑われた記憶があります。
    (もうその名前は忘れてしまいましたが)
    だから、「ジェインの毛布」には、本当に共感を覚えました。
    母は、私をなんとか、ひよこの布団から引き離そうとして、
    この絵本を与えたのだそうです。
    そういえば、
    「ジェインも毛布にさよならしたのね、
    ○○ちゃんも、お布団にさよならしてみようか」などと言われた記憶があります。
    今から思えば、少しばかりうっとうしい事いう母親ですよねえ。
    でも、私もこういう、絵本を使った教育的指導をやってしまうことがあります。
    ああ、反省。

    話はそれましたが。
    ジェインは、大切だったもーもを、小鳥にあげてしまいます。
    自分ではなく、もっともーもを必要とする小鳥のために。
    ジェインが少し大人になった瞬間を
    実に豊かに描ききった作品です。
    この絵本を書いたのが、あの「サラリーマンの死」をお書きになった
    アーサーミラー氏だとこちらで知りました。
    これには、本当に驚かされました。

    投稿日:2006/03/13

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  • 自分のために

    • きよさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子5歳、女の子2歳

    私は、この本を自分のために買いました。
    いずれ子供にも読ませたいと思いますが、
    その時は、私の経験談も一緒に・・。

    ジェインの毛布にあたる拠り所、
    私のは、誕生祝いにもらったというトラのぬいぐるみでした。
    高校生の頃まで枕元に置いていました。
    そして、ジェインと同じような経緯で卒業。
    段階をおった卒業、自然でとても気持ちよかったのを覚えています。
    この絵本を読むたびに、その時の爽やかな風を感じます。

    将来この本を子供達に読んだとき、
    そんな幸せな気分まで伝わるといいなと思っています。

    投稿日:2006/03/12

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  • とってもかわいいです!

    私も同じように大好きな毛布がありました!
    だんだん小さくなっていく毛布とともにジェインも気持ちがお姉ちゃんになっていく様子がなんだかかわいくてとても好きです。

    投稿日:2006/02/20

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  • 優しい気持ちになれます

    長女にもこの”毛布”なるものがありました。もう破れてそこから足や手がニョキッと出るくらいです。夏も汗だくでくるまっていました。もちろん、どこかへお泊まりするときは必ず持っていきました。
    今もこの毛布はあります。でも、今はもう毛布なしでも大丈夫。これからは次女がこの毛布の持ち主となりつつあります。
    ジェインが最後に”小鳥さんのために”毛布を譲ってあげたように、寝ている次女にそっと毛布を掛けてあげる長女を見るにつけ、日頃の子どもへのいらだちを忘れて優しい気持ちになれます。長女ももう少ししたら、自分と重ね合わせたり、譲れない気持ちと葛藤しながら読んでくれるかな、優しい気持ちになれるかな、と思いながら時々読んでいます。
    男の子・女の子、子ども・大人問わず、あのころの気持ちを思いだして柔らかく切ない気持ちになれるおすすめ本です。

    投稿日:2004/11/27

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