理屈ぬきで楽しい絵本です。
ひでくんが乗ったエレベーターにいろいろなお客が乗ってきます。最初は機関車、次は宇宙飛行士、その次はがいこつさん…。そのたびにエレベーターは駅に行ったり、宇宙に行ったり、お墓に行ったり。ひでくんのおばあちゃんの家がある5階にはなかなかたどり着けません。ひでくん、さんざんな目にあって、とても気の毒なのですが、最後にはちゃんとごほうびが待っています。(それは見てのお楽しみ…)
お話しの展開ももちろん楽しいですが、登場人物たちが魅力いっぱい。愛すべきキャラクターたちに拍手!です。
結局、おみやげのアイスがどうなったのかが気がかりではありますが、「まあ、いっか」と思わせるパワーのある絵本です。