ある日、さちは野原で天使をひろいます。でも天使のかいかたが、わかりません。飼っていくうちにエサはさちのおはなし、ウンチはピンクのこんぺいとうみたいな小さな星など色々分かってきました。
しばらくすると、さちは転入生への接し方に悩み始めました。その間、天使は放っておかれて、ぐったりしてしまうのです。
天使が元気になるには、さちのおはなしが一番。良い事も悪い事も。
天使がかわいいだけでなく、友だちと接するには自分の気持ちが一番大切ってこともふれてあり、女の子向きのいい本だと思います。
それにしても、さちはとても器用な子です。さちの作った天使の家は素晴らしく、末っ子など、「私は天使になり、さちの作った家で暮らしたい。」とまで申しておりました。