列車にゆられ、がたごと がたごと・・・
駅で停車し乗り降りを繰り返していくうちに、思わぬところへ読者をも誘います。
お化けが出てきますが、そんなに怖くはありませんよ。
「えっ、こんなところへ行っちゃうの?」
「この人は、もしかしてさっきの・・・!」
ページを戻って見返してみると、色々な発見があります。
それは、読んで探してみてくださいね。
ただ、まだ続くような終わり方なのが気になります。
続編は出ないのかしら?
終点は一体どこなのでしょう。乗って確かめに行きたいです!
賞を受賞している作品というのはうなづけます。
何度読んでも楽しめる1冊ですよ。