母は、なんとなくアニメチックで、あまり好きではない絵本のシリーズなのですが、
息子は大好きなのが、この10ぴきのかえる。
かわいいかえるくんたちの、すったもんだの大冒険が、心底お気に入りのようです。
今回、10ぴきのかえるたちは、降らない雨に業を煮やし、雨乞いに出かけることにします。
いつもなら、かえるたちを追いかけてくるザリガニもヘビも、のどカラカラで、とてもかえるたちなど目に入らないよう。
さあ、無事にざんさんやまにたどりついて、雨乞いできるでしょうか?
このシリーズ、もう何冊も読んでいるはずなのですが、
どうも、10ぴきのかえるが、「かんがえる」と「しょげかえる」ぐらいしか、印象にありません。
それがどうも母的には、この絵本が性に合わない理由なのでしょうねえ。
ただのたあいのない冒険話、と片付けてしまいそうになるのです。
けれど、息子は違うのでしょうね。
ドジなかえるたちに大笑いし、次はどうなるのかわくわくし…
きっと母が分からない面白みを、彼はちゃんと気がついているのでしょう。
ここまで親子の意見が違うと、それはそれで面白いですね。
でも、案外あっけなく(?)雨が降ってきたので、今回はひねりが少ないということで、星三つ!