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いやだいやだのスピンキ−」 みんなの声

いやだいやだのスピンキ− 作・絵:ウィリアム・スタイグ
訳:おがわ えつこ
出版社:らんか社
税込価格:\1,650
発行日:1989年
ISBN:9784915632440
評価スコア 4.41
評価ランキング 12,719
みんなの声 総数 16
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  • すばらしい解決法

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    自分の思いを言葉にできなころは、すねるしかないのですね。
    腹が立っても、自分を抑えてばかりいると、子どもだって辛いでしょう。
    こうやって、自己主張をして自分を守っていける力が必要です。

    しかし、いざすねてみると、それのやめ方が分からないものです。
    こんないいやめ方があったのかと、感心してしまいました。

    気持ちを切り替えることの大切さを教えてくれる絵本です。

    投稿日:2008/07/03

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  • 子どもの気持ち・親のきもち

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子8歳、男の子4歳

    4歳の息子には、あまり反応がありませんでした。スピンキーの気持ちがまだ、イマイチ理解できないせいでしょうか。でも、8歳の娘は、本に登場するスピンキーの気持ちに同情したみたいです。
    自分のことを、家族は少しもわかってくれていないと、しょげるスピンキーと、なんとか、スピンキーの機嫌をとろうとこころみる家族。どこの国の家庭でも、こんな状況はあるんですね。でも、みんなが自分のことを愛してくれているって、再確認できたスピンキーは幸せです。そして、素直にあやまれなかったけど、その愛にきちんと答えることができた彼の成長をたたえます。

    投稿日:2007/09/17

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  • ひっこみがつかないスピンキー

    子供は、何かというと、すぐにすねる。
    いったい何なのよ、と言いたくなるのだけれど...それが、このスピンキー。
    家の人たちときたら、誰も、スピンキーのことをわかってくれない。だから、スピンキーは、庭ですねているのです。
    お姉さんのウィラミナ、お兄さんのヒッチ、そしてお母さんがなんとかスピンキーの機嫌を直そうとするのだけれど、無理。
    みんながあやまり、やさしく振る舞い、お父さんまでもが説得に来るのだけれど、スピンキーもなかなか頑固です。
    が、最後には、自分の気持ちもおさまってきました。そこからが大変。ここまですねてしまったら、今更、どういう顔で家族のもとにかえっていけばいいのか?
    たしかに、たしかに。今更どうする?
    自分でも覚えがありますね。小さい頃、ささいなことですねてしまい、その後、どのへんでキリをつけて、すねるのをやめるか、恥ずかしいやら、気まずいやら...
    ちょっと、この話、うちの子には、ちょっとよくわからないようでしたが、なかなかおもしろいところをついているな、と思った絵本でした。

    投稿日:2007/03/10

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  • ひっこみがつかなくなったスピンキー。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子13歳、男の子9歳

    へそを曲げ 自分でもどうしていいのかわからなくなってしまったスピンキー。
    これでもか…という位 みんなが謝りにきても無視し続けます。
    読んでいる途中で「もう良いんじゃない?」と言いたくなる程に。
    度が過ぎるようにも感じるこの繰り返しが 
    子供達にも「そんなに怒らなくたって…」と思わせるのでしょうね(笑)
    最後は その事にスピンキーもやっと気がついた様で 
    自らサプライズパーティを演出し仲直り。
    最後の場面で どんよりした空気がパッと一転して
    「良かったね。」の結末です。

    投稿日:2006/09/26

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  • やっぱり私はわかってない?

    • ポポロさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子6歳

    ある日うちを飛び出したスピンキー。
    姉さんも兄さんもお母さんもお父さんも、ぼくをばかにして全然言うことを聞いてくれない。
    むくれたスピンキーに、みんなあの手この手で話しかけたり、機嫌をとりますが、スピンキーはプイっとそっぽをむきます。やがてスピンキーの腹の虫は治まりますが、今度はみんなにどう接したらいいか悩み・・。
    何だかうちの息子そっくり!へそを曲げると何を言ってもダメ。心の中では謝りたくてもなかなかできない子どもの気持ちも何だかわかります。
    息子は自分に似ている(?)せいか「そうだよね〜」等とすっかりスピンキーの味方。
    「でもさ、なんでそんなに怒ってるんだろうね?なにもそこまで怒らなくても・・」という私に
    「だからお母さんはわかってないんだよ!」と一言。
    スピンキーのまわりの人と同じく、私って子どものことやっぱり分ってないのかしら?
    思わず苦笑いしてしまいました。
    子どもはいたく共感し、母はう〜んと考えてしまう1冊でした。

    投稿日:2005/11/30

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  • 読者の心理をしっかりとらえます

    • ぼのさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子10歳、女の子8歳、女の子3歳

    3人きょうだいの末っ子、スピンキーがへそを曲げて家から飛び出してきました。
    ねえさんが謝っても、にいさんが機嫌をとっても、母さんが優しくキスをしてくれても、スピンキーの機嫌はなおりません。
    仲良しの友達がやってきても、父さんが説教しても、おばあさんがプレゼントを持ってやってきても、効き目はありません。

    強情なスピンキーにそこまですねなくても、という思いと、でもエスカレートしてしまって、かえって謝れなくなる、という思いもよくわかるわ〜など、読者の心理をしっかりとらえます。
    ほほえましいラストシーンに、ほっと一安心します。

    投稿日:2004/03/29

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