乳幼児向けのお話会で読まれる方があり、絵の雰囲気や言葉の響きがいいなあと思い、自分でもお話会で読んでみました。
野菜の赤ちゃんの絵本なので、ほおずきやとうもろこしなど、赤ちゃんたちが理解しているとは言い難いですが、
見ているおかあさんたちが「ほら、とうもろこしよ」と絵が変わるたびにお子さんに話しかけられていたのが印象に残っています。
語りかけるような語り口の文章が、今思えば『たまごのあかちゃん』にも共通しているように思いました。
言うなれば『たまごのあかちゃん』の野菜版でもあるかもしれません。
少し大きなお子さんには身近な夏野菜を感じてもらうのにいいかもしれません。
絵がとてもきれいで遠目もききます。
私はこの絵本の後にわらべうたの「おやゆびねむれ」と組み合わせて使いました。
野菜の赤ちゃんとは着眼点に驚きました。