本には2〜4才向きとありますが、小学生に読んでも、見入ってくれました。ほうずきを知らなかったり、らっかせいをピーナッツといったり、そらまめを枝豆といってみたりする、そういった子たちの新たな発見につながるので、小学生にも紹介してよかったなと思いました。
また、植物や野菜の容姿を、想像力豊かなことばで表現しているので、それを声に出して聞かせてあげられるのが、自己満足ではありますがうれしい限りです。
ほうずきから始まって、みかんで終わる。だんだんと子どもたちにもおなじみなものが登場するので、ページをめくるたびに、クイズの答えのように名前を言い当てていきます。心に達成感も得られるのではないかと思います。