こぐまとちびとらの話です。少し長いのですが、2歳9ヶ月の息子がじーっと聞いていました。
こぐまとちびとらは一緒に住んでいます。こぐまが毎日夕食のための釣りに行くのですが、ちびとらは留守番がさみしくて仕方ありません。そこでこぐまに川から手紙を出すように頼みます。二人のやりとりにはちょとしたハプニングもあるのですが、やがて二人だけの手紙のやりとりではなくなり、森の皆が利用する郵便に発展します。
二人は今度はいつでも互いの声を聞きたくなり、ホースで会話をします。これも発展して電話になります。
手紙も電話も、いつでも相手と連絡をとっていたいから発達したのですね。友情もいつも確かめ合いたい・・・そんな気持ちになれる絵本です。