復刊本ということで自分でも購入したいと思いましたが、図書館にもリクエストを入れました。
前に自分で購入した本ということで満足して図書館へリクエストを入れなかったら、結局図書館に入らなかったという苦い経験からです。
本好きな人なら自分でどんどん読めますが、そうでないご家庭のお子さんは、小学校での読み聞かせなど、読んでもらえる本が限られていて、
読み聞かせが終わっても「この本図書館にあります」と言えないと、折角のチャンスを逃してしまうからです。
前置きはこのぐらいで、大道あやさんというと『あたごのうら』『ねこのごんごん』などが浮かびます。
決して作品数は多くはありませんが、絵と共に作品がとても強く心に残る絵本作家さんです。
嬉しいことに、この中にはねこのごんごんも出てきます。ねこのごんごんたちが、こえどまつりを見に行くという設定なので。
動物たちの視点から見たお祭りの様子が躍動的にまたその賑わいと共に聞こえてきそうな気がしました。
こえどって?と思ったら、川越なんですね。
お祭りの絵本のセレクションも作っていますので、そちらにも加えたいなあと思いました。
大道あやさんファンなら、ぜひ見逃せない一冊だと思います。