あるブッククラブの配本リストにもあったし、絵本ナビの検索を見ても感想の反響がよかったので、ねずみ年ということもあり読んでみました。
読み聞かせするには長いお話ですが、繰り返しがあるし、ヤカちゃんの無邪気さと大きい声が役に立つお話に最後まで一気に読んでしまいました。
ドドさんのうちに住むヤカちゃん一家はねずみ。ねずみのお母さんは、ヤカちゃんたちに人間に気付かれないようにしつけます。でも、ヤカちゃんだけは大きな声なのでドドさんに気付かれてしまいます。
読み終わった後、息子が「おうちにヤカちゃんがいたらお母さんどうする?」と質問され「うーん、ねずみがいたら、どうするかな?退治しちゃうかな?どうしようね」と困りました。
実際ねずみがいればふんが所々に落ちていて気付きそうなものですが、ヤカちゃんのお母さんは賢くてねずみの痕跡を消しているのですね。
ヤカちゃんが、お母さんのお話をきちんと聞いているのは、教育の賜物と感心しました。
この長いお話、ストーリーテリングされているのですね。ヤカちゃんの大声をどううまく出すのかな?一度聞いてみたいし、自分が挑戦してみたらどうなのだろう?と興味が湧きました。