あまがえるりょこうしゃに、お客さんがきました。
テントウムシにダンゴムシの夫妻、そしてカタツムリです。
「このトンボいけたんけんに、さんかしたいんだけど。」
あまがえるは、人が捨てたペットボトルの自慢のボートで出発します。
みんな水の中を見るのは初めてで、大喜びです。
こうして、あまがえるは私達を池の中へといざなってくれます。
池の中の生態系が一緒に勉強できると言うわけです。
あまがえるの丁寧な説明で、生き物に対する興味がすごくわいてくるお話です。
お昼のお弁当は、それぞれの大好物が出てきます。
身近にいるかえるやダンゴムシの食べ物がよくわかります。
途中、人間が作った罠なんかもでてきて、人間のかかわり方も考えさせられました。
この絵本を通じて、小さい生き物にも命があって懸命に生きていることを少しでもわかってくれたらなって思います。
図書館のお話し会で聞いて、娘が気に入って借りてきた絵本です。
小さい頃から、今でも虫が大好きな娘。
かえるもカタツムリもテントウムシもダンゴムシも、大・大・大好き!
この絵本に出てくる生き物には、丁寧にすべて名前が書かれています。
娘には、それも魅力みたいで、ひとつひとつ名前を読んでいました。
一種の図鑑みたいな絵本ですね。
手元に置いていたら、いつも眺めていそうな絵本です。