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どうぶつさいばん ライオンのしごと」 みんなの声

どうぶつさいばん ライオンのしごと 作:竹田津 実
絵:あべ 弘士
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2004年08月
ISBN:9784033313603
評価スコア 4.73
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みんなの声 総数 44
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44件見つかりました

  • 自然界のバランス

    テレビなどで、肉食獣が草食獣を襲う様子などを見ると、
    可哀想だな…という思いと、肉食獣だって生きる為なんだから仕方ないよ…という思いが浮かんできます。

    ヌーを殺したライオンの裁判。
    このお話は、母親を殺されたヌーのこどもの気持ちを汲みながらも、この弱肉強食という図が、実は弱者を守るものでもあるということを教えてくれます。

    どんなことでも、一方からしか見なければ、真実は見えてこない。
    物事を広く捉えることが大切ですね。

    お話もさることながら、広大なサバンナとたくさんのどうぶつ達を力強く描いた絵は、ひとつひとつがアートで、とっても素敵でした。

    投稿日:2017/06/13

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  • 大切なことを知りました

    アフリカの草原での出来事。
    ヌーの子どもが、母親が食べられて、ライオンを訴え、裁判が始まりました。どちらにも言い分があり、そして、弁護士も登場して、それぞれの立場で話をします。自然の中でのできごとには、きちんとした意味があることを改めて知ることができました。
    色々な動物たちが、様々な表現で描かれています。その特徴が、筆のタッチや、色の遣い方等、わかりやすく伝わります。
    動物とかかわる仕事に長く就かれていたあべ弘士さんならではの表現だと思います。

    投稿日:2015/10/14

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  • とっても深いお話でした。

    ライオンがいろんな動物を食べて生きていることに

    たいして、それぞれの動物の言い分が書かれている

    お話です。

    ライオンが一方的に責められているのではなく、

    ライオン側にも言い分がありました。

    このタイトルがライオンのしごと、とありますが、

    ライオンの言い分ではなく、ライオンのしごと。

    ここがこのお話の意味をしっかりと刻んだ

    タイトルだと感じました。

    ただ、小さい子には少し難しいんじゃないかなと

    思います。

    投稿日:2014/11/06

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  • 初めて聞いた解釈に納得

    ライオンがヌーを殺すのは、有罪だという人はいないと思います。
    そうしないと、ライオンは飢え死にしてしまうからです。
    でも、この絵本は「ライオンが生きるためにヌーを殺す」ではなく、「ヌーの群れを守るためにヌーを殺す」という解釈をしています。
    初めての考え方で驚きましたが、読みすすめるうちに、なるほどなと納得しました。自然界はよく出来ているんだなと思うとともに、私たち大人にもまだまだ知らないことがたくさんあるんだなと思いました。

    投稿日:2013/09/03

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  • 自然の営みのすばらしさ

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子13歳、男の子10歳

    ライオンが狩りをするのは、弱肉強食で自然の秩序を守っている・・・
    それには、草原の動物を守るという仕事もしている、これには驚きました。

    群れからはぐれた草食動物は、病気で弱っていたりすることが多く、ライオンがそれを殺すことにより、ライオンは空腹を満たし、かつ、動物たちのなかに病気が広がるのを防いでいるのです。

    それぞれの証人の言うことは、どれもしかり。

    本当に、この地球上ですべての生き物が、調和して共存しているのだと、あらためて思わせてくれる、良いお話だと思います。

    投稿日:2013/05/25

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  • 自然界の節理はすごい

    アフリカのタンザニアの動物たちのお話し

    コビエの丘のイチジクの木は草原に住む動物たちのことをずっと昔から知っている
    お話しのはじまりです  
    なんだかすごく心惹かれる書き出しです

    そして お話しが始まりました   ライオンがヌーのお母さんを殺したのです
    「さいばんだー」 お話しが展開しました
    ハイラックス(イワダヌキ) 裁判長おもしろいな〜
    裁判が始まり ヌーの子どもは涙を流して悲しんでいるのですが
    ライオンは 「ヌーが殺してほしいと言った」
    このあと弁護士 証人の言い分がなかなかおもしろいのです
    動物たちの掟があって  子孫を繁栄させるために 病気になった動物は食べられるのです

    年とったヌーはお母さんが死んで悲しんでいるこどものヌーに
    「わたしは なかまをまもることが いちばんたいせつです ・・・・
    ヌーのお母さんは病気になり、ライオンに殺してくれと言ったのでしょう」
    ライオンの仕事は 草原の動物たちを守ること 
    病気の動物を見つけ出し 誰かが殺してやる  この仕事をライオンがしているのです
    裁判の判決は無罪でした
    動物たちの裁判はなかなか 民主的で 理にかなったすばらしい裁判だと思いました

    「親をなくしたヌーの子どもの気持ちは、 みんな分かってあげましょう 終わります」
    なんて すばらしい裁判の判決でしょう

    動物たちのルールは 子孫繁栄のために守られているのがすごいな〜
    人間も見習うべきことがあると思いました

    投稿日:2013/03/22

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  • 大自然の掟

    ヌーのお母さんを殺したライオンのお母さん。
    草原の動物たちが集まってライオンのお母さんのしたことの是非を論じあいます。
    立場立場によって、いろんな見方があることに考えさせられました。
    タンザニアに、モンゴル人の老人を登場させるなど、ちょっと強引なところもありますが、子どもたちは話の本質をしっかり捉えてくれました。
    中学一年生のクラスで読み聞かせ。
    文字が絵に同化して見づらいところがあり、ちょっと大変ですが、登場する動物たちのセリフが、整理されていて解りやすいお話です。
    最後のページのとりさんが気になったのですが、『タンチョウは悪代官か?』の宣伝だったでしょうか。
    「どうぶつさいばん」シリーズ、気になるのでそちらも読みますね。

    投稿日:2013/03/08

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  • ママライオンのもう一つのしごと

    ヌーのお母さんを殺して食べてしまった
    ママライオンが裁判にかけられました。

    病気の動物を見つけ出し食べることによって
    その草食動物の病気からの死滅を防ぐ効果を
    目撃者や証言者によって立証され無罪にされます。

    とても深い内容で、うーんと思わずうならされてしまう
    賢い展開。けれどもう一つ忘れて欲しくないのは
    ママライオンだって子供を育てなければならないこと。
    おそらく肉食動物が肉を食べなければならないことは
    はなからこのお話では題材にしていないのは分かっては
    いても何故か忘れてほしくないなと思い★四つにしました。

    子供は、真剣に読み進み「おもしろかった」と静かに
    本を閉じました。

    投稿日:2011/09/18

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  • なるほど

    動物好きの息子に読みました。
    ライオンがヌーを食べてしまう光景、当たり前のようですが
    そこには深い意味、またうまく森の生き物を守るための知恵が
    あったのです。大人も読んでいてなるほどなと
    考えさせられました。

    5歳の息子には、さいばんという言葉が難しかったようでした。

    投稿日:2010/09/12

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  • あべさん

    あべさんの作品だったのでこの絵本を選びました。力強い赤色を使った表紙が気に入りました。様々な種類の動物が登場するのが圧巻でした。主人公達の特徴をしっかり捉えて描いているのはさすがあべさんだなと思いました。この絵本を読む事で自然の中で起こるさまざまな事を知れるのが良いと思いました。タンザニアの草原に行ってみたくなりました。

    投稿日:2010/07/18

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