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どうぶつさいばん ライオンのしごと」 みんなの声

どうぶつさいばん ライオンのしごと 作:竹田津 実
絵:あべ 弘士
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2004年08月
ISBN:9784033313603
評価スコア 4.73
評価ランキング 1,170
みんなの声 総数 44
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44件見つかりました

  • あまり読後感がよくなかった

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子6歳

    ナビのレビューを見て、読んでみたいと思っていた本です。
    あべ弘士さんの鮮やかな絵と壮大な風景に、「おっ、これはいいぞ」と思いながら読み進めました。
    ところが、途中から、聞いている子どもも読んでいる私も「?」と思い始めました。
    自然の摂理を説くのは、とても大事だし、一本筋も通っているとは思うのですが、“病気が蔓延しないためにライオンは、弱い動物を食べてあげている。だから無罪”という結論がどうもしっくりとこないのです。
    それはライオンの仕事の意義の一つであって、全てではないのですから。
    娘も、「ヌーは殺されて良かったのかなぁ? なんだかねぇ・・・」とすっきりしない顔をしていました。

    ライオンは他の動物を食べるけれど、ライオンもまたハンターの銃口に怯えるのだというところまで書いてあると、強者だけでなく弱者でもあるライオンの立場がわかって、良かったと思うのです。

    投稿日:2007/01/10

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  • 生きる為以外に

    自然の中で 生きる為に 餌となる動物がいる事は 子供達もわかっていました。この本では お母さんを食べられたヌーの子供が 訴えられたのはライオンのお母さん。色んな動物が 出てきて証言する。裁判の様子が面白かったです。この本を読んで 初めて、病気の動物を見つけて 菌が外に出ないうちに 誰かが 殺してやらないといけないという事を 知りました。ただ単に餌ではないと知りました。

    投稿日:2006/12/27

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  • 想像を遥かに超えた大自然

    たぶん、こんな内容だろうな・・・と、思っていた内容よりも、深く、考えさせられました。

    私が思っていた内容というのは・・
    ”『食物連鎖』だから、ライオンが他の動物を食べるのは、悪いことじゃないんだよ”
    という所へ落ち着くんだろうな・・というものでした。

    でも、大自然というものは、私たちが、学校の教科書で習うことをはるかに超えているようです。
    ライオンは、病気の動物を食べること・・・それは、実は感染病を防ぐ大自然の摂理でした。
    ・・こんなこと、はじめて知り、うなってしまいました。

    この絵本のいいところは、裁判長が他の動物に、母を亡くした、子供の気持ちを解ってあげるようにいうところです。
    大自然は、食物連鎖のピラミッドだけで成り立っているのですが、そこに、何か温かい”気持ち”があるということは、とってもすばらしいことだと感じました。

    うちの5歳児には、まだちょっと難しいかもしれませんが、いつか読んであげたい絵本でした。

    投稿日:2006/12/17

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  • 目からうろこでした

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子13歳、男の子11歳

    タンザニアでライオンに殺されたヌーの子どもが、ライオンを訴えます。
    そして裁判が開かれます。

    ライオンが草食動物を食べることで、数の均衡が取れているだけではなく、
    もっと大切な役割があると知りました。

    どんなことにも、ちゃんとした意味があるし、全ての命が繋がっていると感じました。
    高学年に読んでもらいたいです。

    投稿日:2006/11/29

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  • 大切なこと

    自然界での動物における弱肉強食の機能を受け入れやすく説明してある物語になっていて、絵もステキです。さすが、動物のことをよくわかってらっしゃる竹田津さんとあべさんの本だと感心しました。食べられた動物はかわいそう、食べる動物は怖い、野蛮だとなってしまいそうですが、本当の自然界はそんなものじゃあないんです。
    それに人間だって牛や鳥や豚、魚、野菜、穀物ほかにもいろんな生き物のおかげで生かされています。大切なことなんです。
    そういうことを考えながら読みました。

    朝のお話し会で5年生に読んでみました。真剣に聞いてくれていたのでよかったです。心のなかにちょとでも残っていてくれたらいいな。

    投稿日:2006/11/29

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  • 守り神

    • ぜんママさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子8歳、女の子7歳

    自然界では、あたりまえな弱肉強食。
    強いものが残り、弱いものは消えていく。
    だけど、この裁判であきらかになったのは・・・。
    強いものが手当たり次第に弱いものを殺していないという事。
    狩りという仕事の中に”草原の動物を守る”という仕事も兼ねているという事。
    裁判中の動物達の言葉に耳を傾けてみてください。

    投稿日:2006/11/11

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  • 自然ってすごい!

    • ポポロさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳

    とてもよかったです。
    ヌーを殺して食べたライオンは有罪か無罪か。
    動物たちの間で裁判が始まります。
    ライオンだって食べていかなくてはいけないから仕方がないんじゃない?
    と私は何となく考えていましたが、もっともっと深いものがあったのです。
    自然の中で生きていくためにはそれぞれに課せられた仕事が
    あることがよく理解できました。私たち人間が考え及ばない自然の素晴らしさ、
    広大さがまだまだあるに違いないとさえ思えました。
    弁護士、証人など難しい言葉がでてきて小学2年生の息子は
    初めはよくわからなかったようですが、最後のしめくくりのページが
    分りやすくまとめてあり、それを聞いて納得したようです。
    「もう一度初めから読む!面白い!」と何度も読んでいました。
    裁判の意味がわかる小学生くらいのお子さんにおすすめです。

    投稿日:2006/10/03

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  • 厳しい弱肉強食の世界です。

    裁判なんて、3才の子供には難しすぎるかなと思ったのですが、「さいばん」という言葉の響きが気に入ったようです。内容もちょっと難しいかと思うのですが、一所懸命に聞いていました。「いいさいばんだった」というセリフがお気に入りです。狩りはただ、生き残るためだと思っていました。草原の動物を守るしごととは、考えたことはありませんでした。でも、自然って本当に良く出来てるなあと考えさせられました。

    投稿日:2006/06/23

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  • 秩序ある野生動物の世界

    • あゆりママさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子10歳、女の子7歳

    野生動物の世界は、単に弱肉強食ではなく、その地帯で生息している動物が、一定の比率で生存し、種を守っていくための、本能的な生存競争が行われているのですね。ライオンによる狩りも、ただ子供に食べさせるだけが目的でなく、弱った動物、菌を保有する動物を放置しないための、大事な役割を担っていたことを知りました。
    どうしても、ライオンが弱い動物を襲っている、という残酷なイメージが先行していましたが、野生動物の世界では、決して無意味な殺生が行われているのではなく、野生動物界を守っていくためにも必要なことなのだと教えられました。

    投稿日:2006/04/26

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  • この絵本と出会う数日前のこと。
    人は何故死ぬの?どうしても死んじゃうの?と、息子が真剣に尋ねてきた。
    …とうとう来たか。
    生まれて7年しか経っていない甘ったれに果たして受け止めきれるだろうか。
    ところが、命を教える絶好の機会が訪れたというのに
    親として返してあげられる答えを用意していないではないか。
    なんとも情けない。
    幾日か過ぎたある日、偶然引き寄せられるようにこの絵本を手に取った。

    1000年も前からずっと草原を眺めているイチジクの木の下で
    その裁判は始まった。
    訴えられたのはヌーをころした母ライオン。
    裁判が進むにつれ、意外な自然の仕組みが明らかになっていく。
    証言する動物が、一頭ずつまっすぐ絵本のこちら側に向かって語りかけること、
    また、証人の一人として人間が登場することによって
    この問題は決して遠い国の物語ではなく、
    「自分自身をも含んだ自然の掟」なのだと知らされる。

    野生動物の専門家である竹田津さんと
    長年動物園で命と向き合ってきたあべさんの描き出す
    厳しく優しく、壮大な命の輪。
    姿勢を正して何度も読み返す息子が
    死に対する恐怖に押しつぶされず、
    希望につながる感情を得てくれれば嬉しい。

    投稿日:2006/04/16

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44件見つかりました

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