昔話やおとぎ話、いろいろな事ををすでに知っている大人はそれを捜す旅に、そして何も知らない子どもたちは自分でお話を作る旅に出かけます。
読み聞かせの絵本とは少し違った、その日その日のお話が出来上がるのが魅力です。絵本の片隅にある洗濯物に気がついたり、小さな窓に見入ったり、小鳥がヤケに気になったりと毎回楽しい発見がありました。ひとつ気になると前に戻って見直したりするので、時として先に進まない事もありますが、子どもたちの時間ってゆっくり進んでいるんですよね。
子どもたちの素晴らしい創作力、空想力、発見を楽しめる本です。