「こぐまの森」 みんなの声

小学１年生の娘が小学校で一人読みしてきました。
自然に暮らすこぐまが人間の勝手で捕まって一人ぼっちになってしまうお話です。
自然の厳しさや人間と野生動物の共存，色々なことを考えさせられる絵本に思いました。

この絵本の原画をみました。
作者の本田さんは、自然と動物を大事にし
絵本をとおして大切さを訴えておられます。

おかあさんに抱かれたこぐまの絵は
もう、涙がでるくらいあたたかい。

こぐまは人間の無情な扱いに、ひとりぼっちとなりますが、
これは、自立をしていく子どもの姿ではないかと思います。

なぜ、ひぐまの乳首は６つあるのか？
その答えは、やはりひぐまの習性によって
締めくくられます。

６つは無駄ではないのです〜！

わたしたち人間の世界も、この愛情のかけらがあれば、
すこし平和が保てるでしょう。
愛情持ってまわりの子どもに接したいと心から思います。
これを読んで、また勇気や希望が湧いてきました。

幼児より話のわかる年齢によさそうです。
小学生に読んであげたいです。

くまの視点から森の様子が描かれていて、自然の厳しさや人間がどんなに自然やそこに住むものたちにひどいことをしているかが痛切に感じられて、人間がしていることをもう一度見つめなおす必要があると思いました．