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はなさかじいさん」 みんなの声

はなさかじいさん 文:石崎 洋司
絵:松成 真理子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2012年02月23日
ISBN:9784061325005
評価スコア 4.6
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みんなの声 総数 47
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47件見つかりました

  • さくら色の美しい絵本

    • ドラさん
    • 40代
    • ママ
    • 長野県
    • 男の子6歳

    満開の桜、樹の上で手を広げる翁、その柔和な表情。表紙の絵に吸い込まれるように思わず手に取りました。めくるページの一枚一枚からは、のどかな村の風景や、生き生きした表情の登場人物が現れて、読む側を昔話への世界へといざないます。本当に表紙の期待感を裏切らない内容となっていました。また文章も昔話の語り口調を大事にしたテンポのよい文体です。美しい絵と読みやすい文章とが相まって、「よみきかせ日本昔話」というシリーズ名どおり、読み聞かせにふさわしい本になっています。

    わたしは6歳の息子に様々な絵本を読み聞かせています。けれど、いじめも人殺しもあふれている昔話を、感じやすく少し臆病な息子に読むのを躊躇することがありました。「はなさかじいさん」でも、シロは怠け者のじいさまにポカリと殴られて死んでしまいます。けれど今回は、表紙の美しさに惹かれて少しのためらいもなく息子に読み聞かせました。息子も犬の死にばかり気をとられることなく、物語の世界を楽しんでいる様子でした。これからは怖がるだけでなく、生と死の不思議さや はかなさなども、昔話から感じとって欲しいと思いました。

    子ども時代に聞いたり読んだりした話を、大人になってふと思い出すことがあります。そのような時には、その本に描かれていた絵が一緒になって思い出されたり、またはストーリーの記憶はぼんやりしているのに、絵のことだけがはっきり浮かび上がってきたりする場合もあります。幼少期の本は、絵の持つ雰囲気とともにイメージされ、記憶に残っていくのかもしれません。息子にとっての「はなさかじいさん」の記憶が、この絵本の表紙絵とともに残ってくれたら嬉しいと思います。

    投稿日:2012/12/10

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  • 昔話の必要性を感じた1冊

    「ここほれ、ワンワン!」でお馴染の「はなさかじいさん」のお話。
     満開の桜の木がとっても綺麗で春ですね〜
    前回、読みそびれてしまったので、今回試し読みで拝読させてもらいました。

    こちらのお話は、犬が川から流れてきたり、シロがお話ししたり、松の木の所なんかは、とっても面白いと思いました。
    シロが死んじゃう所は悲しいけれど、入学前に「死」を知って考える事、つまりは人の痛みを知ることは、この年齢でも必要だと思いました。
    この絵本を読んで、隣りのじいさん・ばあさんが意地悪だな〜と感じたら自分はそうしないとか、死んじゃう事の悲しさなんかを伝えられるように読み聞かせ出来たらいいな〜と思いました。

    今の子供達に、昔話の必要性を強く感じた1冊でした。

    投稿日:2012/12/10

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  • 大人も泣けます

    日本昔話の代表作といってもいいくらい、とても分かりやすく良いお話です。

    欲のない心優しいおじいさんとおばあさんにだからこそ、おおばんこばんが次々に与えられ、それを真似しようとするなまけもののおじいさんとおばあさんはあまりにひどすぎます。シロが亡くなってしまったり切ない部分はありますが、悪いことをした者にきちんと罰が当たるところはスカッとします。そして、最後にシロが見せてくれた満開の桜で心が救われたような気持になります。
    善悪の区別等、はなさかじいさんから子供も何か感じとってくれるのではないでしょうか。

    また絵の描き方もすごく素敵です。おじいさんやおばあさんはとても優しく描かれていて、風景の配色も素敵でまず一目で好きになりました。
    悪いおじいさんたちも、見た目で悪さが分かるように描かれているのも良いです。満開の桜は見事です。

    読みやすく、語りやすいリズミカルな文章で、読み聞かせ本にとても向いています。定番の一冊にしたい本になりました☆

    投稿日:2012/12/09

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  • 心やさしいおじいさんおばあさん

    • みゆかりんさん
    • 30代
    • ママ
    • 長崎県
    • 男の子13歳、女の子11歳

    はなさかじいさんのお話は、昔聞いただけでうろ覚えでしたが、
    今回読んでみて改めておじいさんおばあさんの優しさに感動しました。

    正直者のおじいさんたちが、一度ならずとも三度も、隣の怠け者おじいさん夫婦にたいせつなしろや臼、灰を渡してしまうところに
    「あ〜あ」と思ってしまいました。

    でもその正直さ・やさしさに、結果よいことがもたらされたのでしょうね。

    人間、正直が一番なんだなぁとしみじみ思い、日々の行いを反省しました(;一_一)

    投稿日:2012/12/10

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  • ちょっとかなしいおはなしだった

    ほんのりした絵が味があります。
    今まで人形劇などで知っている物語です。
    子供は「ちょっとかなしいおはなしだった」と
    感想を言っていました。

    少し気になったのがシロという名前。
    ♪うーらのはたけでポチがなく♪
    というのが定番の歌だったような…。
    調べてみたらほんとはシロが正解。
    明治以降に歌が出来てシロからポチに変わってしまったとのこと。
    勉強になりました。

    あと臼って松の木で作れるんですね。なんか脂だらけになりそ…。
    ケヤキが最適って聞くんですけど。

    投稿日:2012/11/30

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  • 儚い桜

    昔話といえば、はなさかじいさんは有名だと思いますが、大人になって読むと、こどもの頃とはまた印象が違いました。こどもの頃は、暗いお話しだという印象はなく、確かにシロは亡くなってしまうけど、最後には綺麗な桜が咲いて、美しいお話しといった印象でした。でも、今読むと、最後の桜の美しさの中に、儚さを感じました。
    最初は優しくあたたかい印象の絵ですが、となりのおじいさんが登場し、だんだんと悲しいお話しになっていきます。2歳には、そういった悲しい部分がまだちょっと理解できなかったかもしれません。でも、昔話って、目安の時期はあると思いますが、絶対にこの年齢の時にはこのお話しということではなく、成長とともに何回も読み直していくべきものなのかなと思います。昔話は、意味深い内容のものが多いと思うので、こどもの成長の段階によって、いろいろな感じ方をして、いろいろなことを学びとってくれるんじゃないかなと思います。はなさかじいさんを読んで、そんなことを考えるきっかけになりました。

    投稿日:2012/12/05

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  • 春に読みたい

    タイトルと表紙の通り、春に読みたい絵本ですね。
    有名な定番の昔話ですが、犬が川から流れてくるところ等、細かいところは覚えていませんでした。本によっても違うのかもしれませんが。
    となりのおじいさんはひどいなーと思ってしまいます。犬はしっかりとわかっているんですね。よいおじいさんのもとで犬はとても幸せだと思います。

    投稿日:2012/11/24

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  • 繰り返し言葉がたくさん

    表紙のおじいさんのお顔が、とても優しそうで惹かれました。ページをめくると、空や山の青や緑が美しく、日本人ならきっと、みんなが懐かしさを感じるんじゃないかと思うような、昔話に出てくる風景。後半は、心温まる色から、暗い色調に変わってしまいますが、その分、桜のはかなげな美しさが際立ちます。

    ぷかぁりぷかぁり、ずんがずんが、といった繰り返し言葉がたくさん出てきて、耳に心地良く、ほっとします。声に出して読むと、幼いころテレビで見ていた「日本昔話」のナレーターにでもなったような気分になります。

    4歳の娘にはまだ少し残虐な部分が理解しにくいと思うので、もう少し大きくなったら、読み聞かせたいと思います。きっと何度も何度も読むことになるでしょう。楽しみです。

    投稿日:2012/11/25

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  • 悲しくても死について学ぶ切っ掛けになる

    私が今まで聞いてきたはなさかじいさんの話ではシロは死ななかったので、シロの死は衝撃でした。
    とても悲しく、幼児にこの描写はショックだろうと思いましたが、読みすすめ、最後の場面を見たとき、ほっとなりました。
    死は悲しいけど死から学ぶものもあるのではという気持ちになりました。

    投稿日:2012/11/18

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  • じっくりと読んでください

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    おじいさんとおばあさんのところに、白い犬がやってきました。
    大切に育てて、立派な犬に成長しました。ある日、白い犬が話をして、おじいさんを
    ある場所に、背中に乗せて連れていったのです。
    『はなさかじいさん』のお話を、きちんとした内容で、詳しく聞かせてくれます。
    じっくりとお話を聞きながら、昔話の世界にどっぷりとつかることができます。
    対象年齢に合わせた内容の表現、そして絵の描き方等、細やかな配慮を感じました。
    さらに、おまけのお話も、興味深い内容でした。

    投稿日:2012/04/05

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