新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

新刊
ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

箱のなかにはいっているのは?!

  • かわいい
  • 盛り上がる

まんげつのよるに」 みんなの声

まんげつのよるに 作:木村 裕一
絵:あべ 弘士
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:2005年11月
ISBN:9784062528788
評価スコア 4.44
評価ランキング 11,422
みんなの声 総数 26
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

26件見つかりました

  • いつもガブがいっしょだったから・・・

    『あざやかな きぎの みどりや、いろとりどりの はなに かこまれていても、メイの こころは はいいろだった。かがやいて いた はずの みどりの もりに、ガブが いないのだ。』
    あらしのよるにシリーズ最終巻、せつない思いがひしひしと伝わってきます。

    長男にあらしのよるに、を読み聞かせたところ、大変気に入ったので、
    続きを借りたところ、自分で夢中でよんでいました。
    ラスト三冊は長いお話にもかかわらず、一気に読んでいました。
    そして読み終わった後も、時々パラパラと本をめくっています。

    イラストも大好きです。
    シリーズのガブとメイのやりとりは、ああわかる、わかると共感をよびます。そして、このまんげつのよるに、はまさにあらしもふぶきも去った後、静かな時間が流れ、そしていっきに長い物語のラストへ!
    こどもに相手を信じることは大変だけど、友情の素晴らしさを感じてもらいたくて借りましたが、わたしもひきこまれました。

    おとなになっても一年生のときに読んだこの本を覚えていてくれるとうれしいな、また読んでもらいたいな、と思います。


    ちなみに、うちは全シリーズそろってから読んだので、ふぶきのあしたで一度完結していたことを読み終わってから知りました。
    ふぶきで終わっていたら、もっと泣いていたかも、そしてそれはそれで色々考えさせられたかもしれないので、もっと早く知っていたら、まんげつのよるに、は後から読んだかもしれないです。
    でも、がまんできずに、すぐ読んでしまったかな〜?

    投稿日:2008/08/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • あらしのよるにF

    「あらしのよるに」シリーズ最終巻・・・。

    もう、泣けます!!  ずっと(メイ、しっかりして!!)・・・と応援したくなる展開だったのですが、なんとそんなメイの前にカブが現れて・・・!!でも感動の再開もつかの間、カブの様子が変・・・?!そして最後には・・・。

    いろんなことがあったけれど幸せが訪れよかった・・・!!と思います☆
    是非「泣ける絵本」なので読んでみてください・・・。

    投稿日:2007/06/29

    参考になりました
    感謝
    0
  • 淡々としているのに。

    • 千日紅さん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳、女の子1歳

    わりと淡々とした語り口なのに、引き込まれます。
    記憶がほぐれていく瞬間の描写が、よかったです。

    おおかみとひつじの友情物語、って設定は、個人的にはあまり好きではありません。
    食べることを悩む、という、問題意識の持ち方?が、ちょっと。
    そんなことまで悩まなければならない、こみいった時代なのかなぁ〜? 今って?
    善悪の基軸、価値判断の基軸はどこにあるの?というか。
    いくらお話だからって、不自然すぎるでしょう。本来、悩むところじゃないでしょ、そこは。と思ってしまう。
    複雑すぎます。
    もっと単純に、スカっとしたいよ!と、思わなくもないんです。

    なので、どうも、手放しに感動しました!というスタンスにはなれないのですが、読後感はよかったです。
    よみごたえもあり、絵もすばらしいです。

    投稿日:2007/03/12

    参考になりました
    感謝
    0
  • 映画のために作られた?

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子13歳、男の子11歳

    図書ボラ仲間から、これを読んでみてと渡されました。
    正直、これはいらなかったと思います。
    先日、息子と映画を観ました。
    息子が「まんげつのよるには、映画のために書かれたんだね」と言いました。
    私もそう思いました。
    想像のできるままのラストでよかったと思います。
    映画はそうは行かなかったのでしょうが。。残念です。

    投稿日:2006/12/22

    参考になりました
    感謝
    0
  • これでいいのだ!

    前作からは3年後での出版なのですね。この本が出る前に、「あらしのよるに」シリーズに出会ってなくてよかったと思っています。なだれにまきこまれてしまったガブ。助かったものの、それは以前のガブではなかった。生きていること自体、奇跡だったがメイにとっては、天国から地獄に突き落とされた気持ちだったでしょうね。でも、二匹の友情は本物だったのですね。ほんとによかった。すごく納得のできる結末でよかったなあと思います。

    投稿日:2006/05/17

    参考になりました
    感謝
    0
  • 少々いびつ?

    このお話、充分によいお話だと思います。
    途中のいざこざも、とてもよく出来ていて、面白い。

    でも…個人的な意見なんですが。
    なんとなく「つけたし」感があるのです。
    本来、木村裕一さんは、最初からこのラストを考えておられたのか。
    そこが疑問なのです。
    前作までの六冊、今回の一冊。どちらも実に素晴らしい出来なのですが、
    合わさると、どうしてもいびつに思えてなりません。

    でも、お子様への読み聞かせなら、この巻までしっかりとお読みになることをおすすめします。
    大人の方へお勧めするのでしたら、「ふぶきのあした」まで紹介して、この巻の存在は隠しておくか、2年ぐらいたってから教えるかもしれません。

    投稿日:2006/05/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • (´−`)

    • ぷちさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子15歳、女の子13歳、女の子7歳

    想像していたその後がわかってしまった、がっかり感。
    多分こうなるんだろうなぁと思っていたとおりのストーリー。
    映画ができた事で、書かれたのだろうなとは思うのだけど、
    できれば、あのあとは読者の想像の世界でガブとメイは生きていてほしかった気もする。
    それとは裏腹に、またあの二匹に会えた嬉しさ・・複雑な気持ち。
    ついつい買ってしまった・・
    ああ、やっぱり木村裕一氏に完敗なのかもしれない。

    投稿日:2006/04/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • 一ひねり、ありました。

    • あゆりママさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子10歳、女の子7歳

    「ふぶきのあした」までの全6巻を読み終えて、子供も私も、自分なりに「その後」の話を想像していたので、7巻が出版された時には、自分の想像とかけ離れていたら...という不安がありました。
    最後のハッピーエンドにたどり着くまでに、もう一度、ハラハラする展開でしたが、それだけに、ラストが感動的で、「ふぶきのあした」とは違った涙が溢れてきました。
    これで、今後、読み返しても、悲しい思いをしなくて済みます。よかったです。

    投稿日:2006/03/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • 子供の夢に応えた結末

    • はなしんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子8歳、男の子6歳

     シリーズ第一弾の「あらしのよるに」を読んだ時の、衝撃から早三年近くなります。その後の作品も素晴らしく、こんなにすごい絵本があるのかと思ったものです。
     しかし、前作では、あまりにも悲しい結末に、子供達に何と声を掛けていいのかわかりませんでした。これ程人気の高い子供も向け絵本シリーズなのに、こんな悲劇的な夢のない終わり方でいいのだろうか、と疑問にも感じました。
     ファンからの期待に応えたかたちのの、今作品は、子供達の夢を壊さない最後で、結果的には、よかったと思います。
    しかし、途中の回想シーンの描き方が、少し子供にはわかりずらいのではないでしょうか。個人的には、絵と文のバランスがシリーズの中で最も悪く、読み聞かせの観点からいうと、読みにくいところがありました。
    それにつけても、ただのハッピーエンドというわけにはいかないところが、さすが木村裕一さんですね。

    投稿日:2006/02/10

    参考になりました
    感謝
    0
  • いつまでも、まんげつのよるでいてほしい

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    あの壮大なお話の本当の完結編を読むというのは
    厳粛な気持ちになります。
    ああ、スリリングな展開は健在、そしてラストはお見事です。
    もともといろいろな解釈があり、
    映画化でまた新しい評価も出ています。
    それだけ、奥深い、味わい深い作品です。
    せりふ一つ一つも重みがあります。
    まさしく読者とのコラボレーション。
    さあ、みなさんはどのように味わいますか?

    投稿日:2006/01/06

    参考になりました
    感謝
    0

26件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / ぐるんぱのようちえん / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / くだもの / バムとケロのさむいあさ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • 星の子ども
    星の子ども
    出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
    グリム童話「星の銀貨」の世界をバーナデット・ワッツが描きだす。色彩豊かな美しい絵が名作童話の魅力をひ
  • うつくしいってなに?
    うつくしいってなに?
    出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
    きみの だいじなものは なに?窓から見えるいろいろな景色。夕暮れ、海、船、夜空、星、都会の明かり。


ディズニークリスマス特集 本の世界に踏み出そう

みんなの声(26人)

絵本の評価(4.44)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット