小学校低学年の子どもたちに紹介しました。
冬ごもりの穴から出たこぐまたちが、
自由に動けるうれしさ、
初めて目にするものすべてに興味を抱く姿が、
とても美しく描かれています。
子どもたちは、おはなしを聞きながら
こぐまの気持ちになってドキドキわくわくしているようでした。
手島圭三郎さんの絵本は、
言い方がちょっと悪いのですが、
子どもたちが自発的に手にとるタイプの本ではないと
思われます。
しかし、読んでもらうとその魅力に引きこまれていきます。
これからも手島さんの版画の世界、
日本の美を子どもたちに積極的に届けたいと思います。