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さんまいのおふだ」 みんなの声

さんまいのおふだ 作:松谷 みよ子
絵:遠藤 てるよ
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1993年
ISBN:9784494001323
評価スコア 4.17
評価ランキング 25,285
みんなの声 総数 11
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11件見つかりました

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  • 音がよい

    • じっこさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子10歳、男の子6歳

    山姥に食われそうになる小僧が、さんまいのおふだを使ってピンチを切り抜けるお話です。
    山姥が小僧を切るための包丁をといでたり、山姥が小僧を追いかけてきたり、かなり怖いお話の気はします。ただ、この絵本では、和尚さんの飄々とした感じや、ラストの小僧の懲りてない感じで、ちょっとクスッと笑えてきました。
    小僧のことを「こぞっこ」と表現していたり、昔の言葉が難しいかなとも思えましたが、子どもは気にせず聞いていました。
    一度は聞いてほしい昔話だと思います。

    投稿日:2021/09/12

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  • こわ〜い!!

    • h.ママさん
    • 20代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子7歳、男の子5歳

    これも私が小さい頃にすごく怖かった本です。
    図書館に行った時に偶然見つけて読んだら案の定怖がってました。
    私もヤマンバになりきって読んだので相当怖かったみたく
    いまだにやまんばくる!と怖がってます。
    昔話は今の時代親が子に伝えないとわからないと思います。
    昔ほどてれびなんかでやらないだろうし。
    だから私はこういう絵本は大事だと思います。

    投稿日:2011/11/30

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  • 絵がダイナミック

     絵本の読み聞かせ会で読んでもらってから、興味をもったようなので読ませてみました。
     こぞうっこがピンチになるたび、どうなるのかドキドキしている様子でした。読む側も平坦に読んでいたのでは緊迫感がないので、とても大げさに声をはって読むので、読み終わると充実感があります。
    何度ももう1回と言われるので、とても疲れます。

    絵もとても迫力があり、川がでるときゴーッとする様子は圧巻です。文章も今ではなかなか聞かない口調なので、子どもにはとても不思議な感じがするようです。

    投稿日:2011/11/19

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  • 三枚!

    • 四パパさん
    • 30代
    • パパ
    • 大阪府
    • 女の子5歳、男の子3歳

    怖がりだった僕でも子供の頃好きだった「三枚のお札」、
    何といってもこのお話の醍醐味は、クライマックスに向けて
    少しずつテンポが上がっていくスピード感で、変わりに返事
    してくれるお札にホッとしたのもつかの間、激流の川も大き
    な砂山もパワフルに乗り越えてくる山姥に圧倒されます。
    もうダメだと思った時に飄々と登場し、山姥を迎え撃った
    和尚さんは、いつ見てもまさにヒーローでした。
    またこの三枚ってのが、流れを壊さない絶妙な数ですね。

    子供達は怖いってこともあるのか、今の所気になる部分を
    言ったり指さしたりすることは無く、読んでいる間はハラ
    ハラドキドキの展開をじっと楽しんでいるように思えます。

    娘&息子:ハラハラドキドキの展開
    僕:パワフルな山姥、ヒーローな和尚さん

    投稿日:2009/03/17

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  • あんまり怖くはないけど

    • ほしのさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 女の子3歳、男の子0歳

    娘が保育所で読んでもらった「さんまいのおふだ」がこの松谷みよ子さんのものだったので、いくつかの出版社から同じ題のものがでていますが、こちらを購入しました。

    文章がやわらかく、優しいですね。絵もかわいいので、怖くないです。
    怖がりな娘も、大好きです。
    私の子どもの頃の記憶では、ものすごく怖い話だった気がしますが、怖がりな私も、これなら何度でも娘に読んでやれます。

    投稿日:2008/12/23

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  • 小僧さん逃げろ!!

    昔話の語り口が、娘にはわかるかなあ・・・と思いながら読んでみました。やまんばの「あがれ、くりっこ、いっぺにてある。たんとくえや」もわかりやすく言い換えなくても理解できたようです。やまんばに襲われそうになって逃げる小僧さんと一緒にドキドキしながら引き込まれていきました。
    最後には 納豆になって食べられたやまんば、逃げ切った小僧さんよかった〜〜。

    投稿日:2007/04/01

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  • テンポのあるはなし。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子6歳

    日本むかし話の中で、娘の好きなおはなしのひとつ。
    お寺の小僧さんが、やまんばから三枚のお札を使って逃げる場面と、おしょうさんとやまんばの対決の場面がみどころ。

    テンポのよい文章で、子供の心をひきつけます。
    あまだれがうたう
    「こぞっこ あぶねや てんてんてん
     こぞっこ あぶねや てんてんてん」

    やまんばがうたう
    「こぞっこ うまかろ にっかにか
     こぞっこ くいてや にっかにか」

    また、やまんばが川を泳ぐ場面では、
    「なんだかわ こったらかわ
     なんだかわ こったらかわ」 

    などと、繰り返し同じ言葉があるので、けっこう一度聞いたら耳から離れない。  
    絵もソフトで、ワクワク感もありドキドキ感もあり、小さなお子さんでも、とても楽しく聞けるおはなしです。

    我が家には、題名の違う「三枚のお札」と同じおはなしの絵本があります。
    題名は「たべられたやまんば」で、 文:松谷みよ子、絵:瀬川康男の絵本です。
    「三枚のお札」は、違う出版社からも何冊かでているので、読み比べてみるのもおもしろいですよ。

    投稿日:2006/10/14

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  • どきどきはらはら

    昔話は、いつでも子どもの心をひきつけます。いろんな昔話には「やまんば」が登場しますが、やはりこのお話が定番だと思います。おふだの力が子どもには、不思議で新鮮で、この場面が一番大好きにようです。少し小さい子どもさんでも、どきどきはらはらしながら、一緒に読み聞かせを楽しんでみては

    投稿日:2006/10/11

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  • ちょっと、迫力に欠けるかなあ?!

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子12歳、女の子10歳、女の子5歳

    金のりんごさんの新着レビューを読んで、我が家にも最近仲間入りした(古本屋でGET)、松谷&遠藤コンビの『さんまいのおふだ』があることを思い出し、感想を書きにきました。

    次女が、保育園でたくさんの昔話を読んでもらうらしく、そらで色々話してくれます。
    中でも、『さんまいのおふだ』はお気に入りなので、家でも聞きたがります。が・・・私の素話じゃ、心もとないので絵本が頼りです(苦笑)。

    私としては、慣れ親しんだ、水沢&梶山版の方が愛着があります。
    新潟県民としては、方言が心地いいんですよ。
    絵も、迫力があって、おっかなさが伝わってきます。

    こちらは、やや甘口というか、絵も柔らかくて、やまんばがあんまり恐ろしくないです(苦笑)。

    だから、かえって、怖がりのお子さんには、こちらから読んでみるといいかもしれませんね。

    投稿日:2006/06/05

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  • リズムのあるセリフがいい

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子6歳

    子どもの病院の待合室にあったので、読んでみました。つい最近、水沢謙一&梶山俊夫の『三まいのおふだ』を読んだばかりだったので、子ども達も「『三まいのおふだ』だあ」と喜んで聞いていました。

    私は、絵は梶山版の方が趣があって好きですが、文章は読みやすく柔らかいので、松谷版の方が好きですね。
    優しいおばさんだと思っていたのが、実は山姥だと教えてくれたのが、雨だれで、
        こぞっこ あぶねや てんてんてん 
    と歌うところや、山姥がこぞうさんを追いかけてきて、
        なんだかわ こったらかわ
        なんだやま こったらやま
    と言いながら障害物を乗り越えていくところなど、とてもセリフにリズムがあって、声に出して読むととても気持ちがいいのです。
    最後の化け比べのところでも、大きなものに化ける時は、
        たかづく たかづく たかづくよ
    小さいものに化ける時は、
        ひくづく ひくづく ひくづくよ
    と言うところも、どんな風になるんだろうというワクワク感を誘って面白いですね。

    子ども達は、内容の面白さが一番大事で、特にどちらの方が好きというのではなく、『三まいのおふだ』というお話自体を楽しんでいましたけれど。

    投稿日:2006/06/01

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