怖がりだった僕でも子供の頃好きだった「三枚のお札」、
何といってもこのお話の醍醐味は、クライマックスに向けて
少しずつテンポが上がっていくスピード感で、変わりに返事
してくれるお札にホッとしたのもつかの間、激流の川も大き
な砂山もパワフルに乗り越えてくる山姥に圧倒されます。
もうダメだと思った時に飄々と登場し、山姥を迎え撃った
和尚さんは、いつ見てもまさにヒーローでした。
またこの三枚ってのが、流れを壊さない絶妙な数ですね。
子供達は怖いってこともあるのか、今の所気になる部分を
言ったり指さしたりすることは無く、読んでいる間はハラ
ハラドキドキの展開をじっと楽しんでいるように思えます。
娘&息子:ハラハラドキドキの展開
僕:パワフルな山姥、ヒーローな和尚さん